FIVE STARS 110412 中島早貴・萩原舞

萩原「昔はダンスが嫌いだった。怒られてばっかりだったし、居残りとかさせられるし。℃-uteがグループとして動き始めたぐらいの頃、火曜日にダンスレッスンがあって、いつも火曜日が来るのが憂鬱だったくらい。そんなときマネージャーさんに『一人でダンスレッスン受けよう』って言われて、最初は嫌々だったけど、やり始めたら楽しさがわかってきた」

 これは辛かっただろうなぁ。
 舞ちゃんは1996年2月7日生まれ、ひとつ上の岡井ちゃんが1994年6月21日、愛理ちゃんが1994年4月12日、その上がなっきぃの1994年2月5日。
 舞ちゃんと岡井ちゃん・愛理ちゃんは1学年しか違わないけど、舞ちゃんが早生まれだから岡井ちゃんと愛理ちゃんとは1年半以上もの差がある。しかも岡井ちゃんは運動神経が良いし、愛理ちゃんもおそらくは平均以上のものがあるように見えるし。なっきぃとはちょうど2年差。
 教育の世界で「早生まれの不利」を指摘する意見を近年ちょくちょく耳にしますね。つまり同じ学年の中でも身体の発達に差があって、4月に近い人(遅生まれの人)ほど有利で3月に近い人(早生まれの人)ほど不利ということです。そして、それによって「自分は〜が苦手なんだ」と苦手意識を持ってしまって、その科目なりスポーツなりが好きでなくなる場合もあるそうです。たった数ヶ月でもそれくらいの差が傾向として出てくるんだから、1歳半以上違うと尚更ですよね。
 年が下のメンバーにはこういうあたりのことをケアしてあげないといけないかもしれないなぁ。スマイレージにおける小川紗季ちゃんとか。特に一番年下の子がひとりだけのケース。実際は苦手じゃないのに、そのとき出来なくて苦手意識を持ったために伸ばせなかった、なんてことになりかねないですからね。
 「そんなことで折れないメンタルが芸能界には必要なんだ!」っていう意見も一理あるかもしれないけど、そこまでの要求が妥当なのはある程度の年齢以上になってからですよね。ハロプロの新人や研修生年代には年齢差はちゃんと考慮してあげるほうが上手くいきそうな気がします。
 舞ちゃんの場合は、マネージャーさんの提案でメンバーとは別のダンスレッスンを受けたことが功を奏したようで、マネージャーさんGJでした。