ユーストリー娘。 110420 モーニング娘。・能登有沙

 特技を披露するコーナーで、ズッキがリコーダーで「まじですかスカ?」を演奏。「前の日に思いついて、お母さんに音を書き起こしてもらって練習した」って(笑)。このノリの軽さはすごい。
 テレビ出演の経験も数えるほどしかなく、この番組もUstreamとはいえまだ2回目でしかも生放送ですよ。それなのに1回目ではアフロ、2回目は「前の日に思いついてリコーダーを演奏」って、この軽さすごいなぁ(笑)。かといって不愉快な軽さじゃない。周りの人を楽しませようっていう発想から出てるものだから。
 何気に「お母さんはピアノの先生」ってところも気になりましたね。もしかしたら音楽的な面でお母さんが良きサポート役になってくれるかも。ピアノをやるのは大変だから難しいにしても、リスニング(音感)のトレーニングを教えてくれたりとか。

新垣「『まじですかスカ?』のMV撮影で、愛ちゃんがソロショットを撮ってる時、他の9期メンバーが見学してるなか鈴木が一人私のところに来た。何か質問でもしに来たのかなって思ってたら、『新垣さん、あそこのパン食べていいですか?』って言われた」

 これ、こないだまで小学生だったから出来る仕業だよなぁ。
 中学生になって、「先輩後輩」を強く意識する環境に入ってしまうと、もうこういう無邪気さは出せない。4期のときもそうでしたね。辻ちゃん加護ちゃんが先輩たちに早くからジャレていけたのに対して、石川さん吉澤さんは先輩たちに溶け込むのにちょっと時間がかかりました。この「加入時点で中学校生活を(ある程度長く)経験していたかどうか」の違いが大きい。まして石川さん吉澤さんは体育会系の部活もやってましたからね。
 ズッキに比べるとヤッシーがしっかりしてるのは、家庭の教育によるものもあるんだろうけど、広島アクターズスクールに入ってて先生や先輩のレッスン生たちと関わって過ごす中で身につけたものも大きいんじゃないかと思います。 

譜久村「現メンバーバージョンの『女子かしまし物語』を作ってほしい」

 これは良いアイデアだなぁ。ずっとファンとしてモーニング娘。を見ていたフクちゃんらしい発想。ドリムス。バージョンも作ったことだし、そろそろ現メンバーの新バージョンもあっていいですね。

譜久村「エッグで私が緊張して人と全然喋れなかったころ、のっちがすごい話しかけてくれたりダンスを教えてくれたりして、すごい支えになってくれた」

 「ハロプロ100曲ライブ」の告知に登場したのっちについて語るフクちゃん。
 エッグとして活動してたときののっちは、メンバーの中でひとりだけちょっと年上で、やりにくさがなかったわけじゃないと思うし、忸怩たる思いもあるんだろうなって思って見てました。それでもバックステージの映像とかを見てもいつも明るく振舞ってたし、今回フクちゃんが言ってるように後輩の面倒を見てあげたり、良きリーダーとして頑張ってくれてたみたいですね。
 のっちは結局エッグの大目標である「ハロプロのアーティストとしてメジャーデビュー」というゴールには辿りつかなかったものの、今ではのっちらしい独自の活動をして良い味出してると思います。「ドガドガ7」に出たあたりから方向性が定まってきた感がありますね。
 エッグのままハロプロを卒業したのっちですが、彼女なりの歩幅で着実に進んでて、後輩からも慕われて、僕には「ハロプロの世界観を物語る存在」の一人と言っていいように思えます。これからも、その姿勢において、後輩にとっての良いお手本としてあり続けてほしいです。