モーニング娘。DVDマガジン vol.38

 前半は、前回の「9期メンバークイズ」の逆で、「先輩メンバークイズ」。
 後半は、アーティスト写真撮影の合間に固定カメラの前でトーク
 この時点でさゆみんと普通にトーク出来てる香音ちゃんはすごいなぁ。憧れの先輩メンバーで、10歳くらい年上の人を相手にしてるのに、そこを全く苦にしてない様子。聞かれたことに答えるだけじゃなくて、積極的に自分から話を膨らませたりもしてるし。

新垣「(お題は)『優しい先輩リアルランキング』…」
道重「ってゆうか、みんな優しい…。モーニング娘。で一緒にやってたときはちょっと怖い時期もあったけど」
新垣「もうみんな怖かったもん、その時期は」
道重「ピリピリしてたねー」
新垣「そうだねー。でもそれがあったからこそだね」
道重「確かに。今はない空気ですよね。(その空気を)思い出せないくらいですもん」
新垣「今、新メンバーが入ってきてもああいう空気にはならないもんね。結構ウェルカムだもんね」
道重「ガキさん、この先どうするんですか?新メンバーに対してピリピリしないんですか?」
新垣「(今は)もう"出来ない"。小春が入ってきたときにはめっちゃ注意したんだけど」

 ガキさんさゆみんは、怖い先輩たちがいてピリピリした空気があったことを「それがあったからこそ」と良かったこととして解釈してるけど、でも二人とも現モーニング娘。の穏やかな空気感のほうを「より良し」としてる感じですね。
 真面目なガキさんさゆみんが「今のほうがいい」と思うんなら、たぶんそうなんだろうと思います。和気藹々としながらも、けじめはちゃんとつけてるんでしょう。それに自分たちが新メンバーだったころの経験から、「重い空気を作って萎縮させるよりも、早く仲良くなったほうが9期メンバーの力を引き出せる」という思いもあるんでしょうね。
 5期メンバーは6期メンバーが加入してきたときに「自分たちは先輩に馴染むのに苦労したから、6期メンバーにはこちらから仲良くしてあげよう」と6期メンバーに対して親切にしてあげた経緯がある。その5期メンバーの愛ちゃんとガキさんがリーダー&サブリーダーになり、以前とは違う和やかな空気のモーニング娘。が出来上がった。
 新メンバーに対して「早くグループに馴染んでほしい」っていう考え方が出来る今の先輩メンバーたちって、かっこいいですね。