Buono!『1/3の純情な感情

 選曲が素晴らしい。今、この曲をカバーさせようと考えちゃうスタッフさんが素敵(笑)。今どき、「90年代後半のJ-ROCKバンドの、アニソンにも採用されたヒット曲」ですよ(笑)。まぁ言ってみれば、"自称音楽通"の方々からすれば「チャラい曲」でしょう。まだ70年代や80年代ほどのヴィンテージ感もないし。アーティスティックなこだわりが強い人ほど避けようとする部類の曲じゃないですかね?。
 一方で、『夏ダカラ』みたいな渋いテイストの曲を作っておきながら、もう一方で90年代後半のJ-ROCKバンドヒット曲を持って来るというこの幅の広さ。余計な偏見なく音楽を見れる、良いスタッフさんがついてくれてるという表れじゃないかなぁ。

 あと、ボーカルが低くて不思議な感じですね。知らずに聴いてたらBuono!だと気付かなかったなぁ。最初、「ももちがいない!?」って思った(笑)。こういうボーカルスタイルも、曲に合わせて上手く使ってくれるといいですね。