今夜もうさちゃんピース 111210 道重さゆみ

ドラマ『数学女子学園』の撮影が始まった。
 ミュージカルでも2〜3時間の上演でさゆみの出番は15分だったり、『シンデレラ』ではセリフが一つしかなかったり、今まではあまり演技の仕事に縁がなかったからドラマの仕事が来たのにはびっくりした。
 私が演技とかドラマがほとんど初めてに近い状態だっていうことを伝えると、スタッフさんが心配したらしく、ドラマではあまりやらないらしい立ち稽古までやらせてもらった。
 ドラマでは喋りたくなるのを我慢しなきゃいけないところが難しかった。人が喋ってるとすぐに自分も喋りたくなって、食い気味でセリフを言っちゃう。 「ちゃんと相手の話を聞いて、理解して、そこからまた一呼吸置いてセリフを言って」って言われたけど、でもその”間”がすごく嫌だった。「この瞬間、気持ち悪い…」って思っちゃって。他の人が演技としてセリフを”溜めてる”ときもアドリブで何か言いたくなっちゃう。
 ドラマの”間”がすごく苦手なことを助監督さんに相談すると「うわ、バラエティの人だ!」って言われた。「それはバラエティの考え方で、ドラマは違うから」って説明してくれた。それで「(ドラマの考え方に)切り替えよう」って思ったんだけど、どうしてもその”間”が自分の中で納得いかなくて、「さゆみ、演技向いてないかもなぁ」ってシュンとなってた。
 でも今まで演技を全くやったことがなかったわけじゃないんだから自信持ってやらなきゃ、って思ってやってるとだんだんその”間”に慣れてきた。
 「演技をしよう」と思うと気が張っちゃうので、助監督さんに「バラエティの人」って言われたことだし、「バラエティでいいじゃん」って考えることにした。『数学女子学園』はコメディタッチのお話なので、「みんなはドラマとして撮ってるかもしれないけど、申し訳ないけど、さゆみは始めはコントとしてやろう」って思った(笑)。そしたら立ち稽古のときに「さゆ、めっちゃ良くなってきたよ」って言われて、心のなかでは「いや、今コントと思ってやったんですけど」って思ってた(笑)。
 それで自分のやり方みたいなものを見つけられて、ひとつ乗り越えられた。

 そこまで喋りたい衝動に駆られるんだったら、助監督さんの言うように「バラエティの人」になっちゃったのかもなぁ(笑)。
 さゆみんは今でこそ率先してトークを引っ張ってくれてるけど、2〜3年前まではそうでもなかったですからね。昔のさゆみんは今で言うとスマイレージの和田ちゃんタイプかなぁ。所々で面白いコメントをするタイプ。
 ラジオで一人で喋るときのさゆみんは昔から変わってないですけどね。他のメンバーと一緒のときは出しゃばり過ぎないように遠慮しながら喋ってて、「力があるんだから遠慮せずにトークを引っ張ってくれたらいいのに」ってよく思ってました。

 コンサートのMCでのトークは、普段から面白いことを言いたいなっていう気持ちを持っていつもやってる。
 武道館公演は、モーニング娘。のOG・さんまさん・普段お世話になってるスタッフさんとかたくさんの人が見に来てくれていて、いつも以上に気が張ってた。そういう人たちに自分の晴れ姿を見せたいなっていう思いがあったから。
 それにDVD撮影が入ってるっていう点でも、今はDVDになると買わない人も見れたりするし自分の宣伝にもなるから、「頑張らなきゃ」っていう思いが強かった。
 でもそういう意識をすると上手くいかないものだから、「意識しちゃダメ、意識しちゃダメ」って自分に言い聞かせてた。意識すると、普通にトークをして終わりで十分成り立ってるはずなのに、そこに更にひとつ何かを上乗せしたくなっちゃう。でもそうすると何か違うものになってくる。トークの中だけでは成立していても、ライブの流れとして「その一言いらなかったよね?」っていうようなことにもなりかねない。
 だから「普段通りにしよう」って思うんだけど、 晴れ姿を見せたいっていうのとDVDになるっていうので、「頑張らなきゃ!」っていう気持ちがすごい強かった。
 でもそんなに気が張ってたわりには、この武道館公演は上手く喋れたから、「セーフ…」って感じでしたね(笑)。ホッとしました。

 ライブのフリートークに臨むお笑い芸人さんのようだ(笑)。

 前田憂佳ちゃんの卒業を知ったときは胸が締め付けられるくらいショックだった。「嫌だ」って思った。
 ゆうかりんスマイレージでも大きな存在だし、ゆうかりんの卒業はハローとしてもピンチだって思った。ゆうかりんモベキマスの中でもキラっとした存在だったから。ゆうかりんみたいな存在がいるからハローは強いなって。あんなにかわいいのに全然飾ってなくて、天然で。
 家で食事をしてるときに、スマイレージのマネージャーさんからのメールでゆうかりんの卒業を知ったんだけど、ショックでその後食欲がなくなった。
 この間のよみうりランドのイベントも「ゆうかりんとステージに立つのはこれで最後だな」って思うと感慨深かった。切ないですね。

 りほりほは自分の中でどストライクで、やることなすこと全てがかわいい。
 最近はりほりほから近寄って来てくれるようになって、「見てください。私の家のハムスターです」って見せてくれるんだけど、そのハムスターの画像よりもりほりほのほうが何百倍もかわいいんですよ!でもハムスターのことを褒めてほしいだろうから、「わぁ、ハムスターかわいいね!」って言うんだけど、そう言われて自慢気なりほりほのほうがほんっっっっとにかわいい。
 学校のことでの悩みを「道重さんはどうでしたか?」って聞きに来てくれる。「私の意見を必要としてくれてるなんて!」って感じで(笑)、ほんとに嬉しい。
 最近はドラマの現場で、合間の時間にずっとさゆみに喋って来てくれる。今までりほりほは仲の良いマネージャーさんとよく喋ってたんだけど、そのマネージャーさんがいるのにさゆみに喋りかけてくれると、「ヤバイ。キタ…」って思う(笑)。

 先週のくどぅーに萌えるさゆみんのテンションも高かったけど、今回はそれ以上(笑)。

 生田は物事を器用にこなせるタイプじゃないけど、どこか憎めない、目が離せない。最近ますますお姉ちゃんに見えてしょうがない。

 フクちゃんと生田はケータイにめっちゃ大きいモーニング娘。のストラップをつけてる。生田がガキさんの、フクちゃんが私のストラップ。
 フクちゃんに「わ、これさゆみじゃん」って言うと、「飯窪春菜ちゃんが道重さんのこと好きってすごい言うんですよ。嫌なんです。取られちゃいそうで」って言ってた。
 「さゆみ、元々フクちゃんのものじゃないし」って思って(笑)、「あ、でもフクちゃんは絵里が好きだったよな」って思いながらも、「あ、ありがとう」って答えておいた。

 フクちゃん、どうした…? 確かももち・えりりん雅ちゃんがお気に入りだったはずだけど。
 フクちゃんの中でさゆみんが現在第何位なんだろう(笑)

 つんくさんが鞘師を「やすし」って呼び間違える。「ヤッシー」でニックネームをつけたから、「や」で始まるって勘違いしてるからか。それをガキさんとかがたまにふざけて使ってる。

 「やすし」はつんくさん発だったのかー。いかにも昭和っぽいあだ名の付け方な感じがしたから、ガキさん発かと思ってた(笑)