立川志ら乃のサブカル天国 120109 ゲスト:UFAチーフマネージャー橋本慎

橋下「高橋愛卒業の武道館公演で、紺野あさ美アナウンサーはテレビ東京の人なんで、ステージ上で歌っちゃいけなかったんですよ。でもその後もえこんやってて、『歌出してんじゃねーかよ!』みたいな(笑)。
 でもあのコンサートは凄かった。高橋は素晴らしいエンターテイナーというか」
志ら乃「あんなに終わった後泣いてる人が多いライブもすごいなって思いましたよ。こないだも弟弟子のらく太と話してたんだけど、『モーニング娘。の楽しさを再認識させてくれたのが高橋愛高橋愛政権が一番好き。タカハシステムが良かった』っていうことで話がまとまった」

 「タカハシステム」って良い意味でも使われる言葉になったのかぁ。僕が狼を見てた2009年頃までは完全に愛ちゃんを揶揄する言葉だったなー。まぁ、これは良い変化なんでしょうね。
 僕はモーニング娘。のことはファンになった2000年からずっと好きだから、「高橋愛政権が一番」って感じでもないんですよねー。ダンスマン楽曲に象徴される全盛期も、さくら組おとめ組とかやってた頃も、小春ちゃんが入った吉澤リーダー期も、もちろん高橋愛リーダー期も、それぞれに全部好き。昔のモーニング娘。だって間違いなく好きだったし、高橋愛リーダー期も好きだったし、愛ちゃんが卒業して10期メンバーが入ってからのモーニング娘。も好き。よっぽどモーニング娘。の魅力の根幹を揺るがすような変化がない限り、ガキさんが卒業した後のモーニング娘。もたぶん同じように好きな自信があります。

 ただし、ファンの人が「高橋愛政権が一番」って言いたい気持ちもわかります。大雑把に言って、高橋愛政権=近年のモーニング娘。ですからね。高橋リーダー期ならではのグループのスタイルも確立出来てたと思うし、メディア上では不遇だった近年のモーニング娘。を、ちゃんと高く評価してあげたいっていうファン心理も理解出来るし。

 みっつぃーが加入し、吉澤さんの卒業と同時にジュンジュン・リンリンが加入、ミキティが脱退して愛ちゃんがリーダーになった2007年。あの頃、2010年12月横浜アリーナの、2011年9月武道館のモーニング娘。の姿が予想できました?たぶんこれからのモーニング娘。も同じくらい予測できないし、同じくらい可能性を秘めてると思います。

志ら乃スマイレージはもうしっくり来たなっていう感じは…?」
橋本「そう。立ち直り早かった。『タチアガール』だったなって(笑)」
志ら乃「そこでまた和田彩花という人が顔つきが変わったんですよね自分一人じゃなくてスマイレージというグループを背負って大きくなったようなイメージを持ったんですけど」
橋本「彼女、ああいう不思議ちゃんに見えて意外と頭が良くて、いろいろちゃんと考えてるんですよ。それで『私は今こうしなきゃ』っていう考えがちゃんとあるんだと思います」