今夜もうさちゃんピース 120218 道重さゆみ

 春ツアーは10期メンバーにとって初めての単独ツアー、且つ高橋愛ちゃんが卒業して初めての単独ツアーになる。リハーサルも期間が短くて結構大変だった。
 一方で、歌パートの多い愛ちゃんが抜けて、自分にどれだけ歌パートが回ってくるんだろう?っていう期待もあった。そしてパート割りをもらってみると、思ってた以上に自分のパートが多かった。期待はしてたけど、いざ自分のところにたくさんのパートが来ると不安でしょうがなくって、とにかく歌練習のときから緊張した。
 歌割りが増えたことによって「こういう立場になったんだな」って実感した。新メンバーの頃はほとんど「踊ってるだけ」だったコンサートが、今回のコンサートではほとんど歌ってる。改めて自分のモーニング娘。にいる在籍期間の長さを感じた。
 絵里・ジュンジュン・リンリンのラストツアーのときは、リハーサルのときから「この3人が卒業するんだな…」っていう空気が流れててメンバーも泣いたりしてた。愛ちゃんのラストツアーのリハーサルはさゆみにとって悲しい気持ちが大きかった。でも今回のガキさんのラストツアーは、10期が入って来てダンスも教えなきゃいけなかったりで現場がワーキャーなってるのもあるかもしれないけど、リハーサルでガキさんの卒業のことは全く実感が湧かなかった。しんみりした空気に一度もならなかった。
 だから千秋楽までのこれからの3ヶ月で、ガキさんの気持ちや自分の気持ちがステージ上でどういうふうに表れてくるのか、楽しみではあるけど不安もある。今までで一番卒業の実感がなさすぎて、上手に最終日を迎えてあげることが出来るのかな?っていう。ガキさんが気持ちよく卒業できるように持って行ってあげたい。

 亀井ちゃん・ジュンジュン・リンリンの卒業のときは、メンバーの平均年齢も高くて、全員が3年以上一緒に過ごしてきたという背景があったので、余計に感傷的な空気になりやすいですよね。
 それに比べて今回はガキさんと長年を共にしてるのはれいなちゃん・さゆみん・愛佳ちゃんの3人だけ。あとの8人はみんな去年加入したばかりの中学生以下の子がほとんどだから、その子たちはリハーサルからしんみりならないだろうし、結果として全体的にもあまり卒業ムードは出ないんでしょうねぇ。
 こればっかりはしょうがない。ガキさんとの長年の思い出の共有がないわけだし、「3ヶ月後の先輩の卒業のことに思いを馳せてリハーサルから感傷的になる」なんて、小学生や中学生の感覚にはないでしょうしね(笑)。僕もなかったし、さゆみんも中学生当時にはなかったのでは?
 でもえりぽんはもちろんのこと、9期10期からガキさんへの尊敬の声を聞くことはよくあるし、本当の最後の最後になってきたらみんなガキさんの卒業を実感してきて、いつもどおりの感動的な卒業式の空気になると思うなー。

 9期メンバーにも「自由だな」っていう印象を持ってたんだけど、10期メンバーがあまりにも自由すぎて、今では「9期メンバーもすごい気を使ってたんだな」って思う(笑)。

 ハロコンの終わりにみんなで焼肉を食べに行った。飯窪が鞘師に肉を焼いてあげてて、飯窪のほうが後輩だけど年上だしお姉さんなんだなって思った。
 すっぴんで何も気にせずに食べてるメンバーたちがかわいくて、ずっと写真ばかり撮ってた。

 今までれいなは後輩にはノータッチで、後輩からはなかなか喋りに行きにくいタイプの子だった。でもそれが最近変わってきて、そのきっかけは佐藤にあると思う。佐藤はほんとに人懐っこい。なにがあっても「たなかさーん!」って寄っていくから、れいなも開き直って一緒になって楽しんでる。佐藤をきっかけにして9期10期のみんなと仲良くなってるれいなを見ると、今までになかった光景なので「時代が変わったな」って思う(笑)。れいなも大人になったと思うし。

 れいなちゃん自身も『Risa's Nighthouse』で「佐藤優樹のおかげ」って言ってましたね。(http://d.hatena.ne.jp/robotkiss/20120130/1327891504

 Berryz工房の話で譜久村聖ちゃんと盛り上がった。さゆみが『ありがとう、おともだち』のMVの菅谷梨沙子ちゃんの「♪おともだち」の「ち」がチョーかわいいって言うと、今までそれを言っても誰もわかってくれなかったのに、聖ちゃんは「わかります〜!!!」ってすごい共感してくれた。その後もどの曲のいつのライブパフォーマンスがいいとか、そういうことを言い合って盛り上がった。

 そのMVをBerryz工房以外のメンバーが知らないとしても無理はないよー(笑)。たしかコンサート中の1コーナーとしてのVTRだったはず。

 鈴木愛理ちゃんのブログの自撮り写真がチョーかわいかったので、その写真を保存して愛理ちゃんに「これ、かわいすぎるんだけど」ってメールで送った。その後のやりとりで、愛理ちゃんが「今度もんじゃ食べに行きましょうね」って言ってくれて、何でもんじゃなのかよくわかんないんだけど(笑)、そんな感じで最近は自分の中で愛理ちゃんがキテる。

 最近またケータイで梨沙子ちゃんのことを検索して、画像をいっぱい保存した。その中でも特に好きなのが体操服でハチマキをしてちょっと上目遣いをしてる小学生のころの梨沙子ちゃんの写真。恥ずかしながら、その日はそれを待ち受け画像にした(笑)。でも22歳の女の子が体操服の小学生の女の子を待ち受け画像にしてるのは「ちょっとこれは…」って思ったので、今は高橋愛ちゃんと鞘師里保ちゃんの2ショット写真にしてる。

 そっか。りほりほだったらもう中学生だし問題ないな。13歳だったら、デビュー当時の後藤真希さんと同い年だし。

 ゲーム『ドラゴンネスト』のハロリちゃんの仕事はマネージャーさんから「今日一回きりの仕事」と聞かされてた。だから「こんなに可愛い衣装なのに一回きりなんてもったいない」って思ってた。
 今回、桃子ちゃんとの対決の企画でまたハロリちゃんになることが出来てすごい嬉しくて、『ドラゴンネスト』のスタッフさんに「また三回目もありますよね?」って言うと、「そうですね。考えておきます!」って言ってくれたから、楽しみにしたい。

■うさピー 替え歌選手権『好きだな君が』■
 『好きだな君が』はフクちゃんとハモってて、ライブでは自分のパートがどっちだかわかんなくなる。本番前にさゆみのパートだけが入ってる音源を聴いてはいるんだけど、いざステージに立つと「あれ、どっちだっけ?!」ってなる。たぶん今は真ん中らへんを歌ってるんですけど(笑)。

 アニメのキャラみたいなプリッとしたお尻の子が羨ましい。れいな、桃子ちゃん、愛ちゃん、石川さんとか。

 優樹ちゃんはみんなから怒られてる(笑)。工藤からだけじゃなく他の10期や、他のメンバーやマネージャーさんからも。でも打たれ強いのか、怒られてる実感がないのかわからないけど、全く直らないんですよ(笑)。
 ダンスの先生が10期に「10期は休憩時間に遊んだり先輩と楽しくお弁当食べてるヒマはないんだからね。お喋りしてる時間があるなら練習しなさい」って言ってた。先生のその言葉や空気感にすごい伝わるものがあって、さゆみも「10期がんばってね」って思った。
 その後で休憩時間に入ったときに、すぐに佐藤が「みちしげさーん!!あのぅ、まーちゃん、練習するのと寝るの、どっちとればいいですかぁ〜?」って言ってきて、さゆみは「練習しろー!!」って怒った(笑)。
 その話をイベントで暴露すると、終わった後で佐藤が寄ってきて「道重さーん、言っちゃいましたね」みたいなことを言ってきた。佐藤に了解を得ずに話したので「あ、ごめんね。言って良かった?」って聞くと、「全然大丈夫ですよ。だってまーちゃん、覚えてないですもん」って(笑)。すぐ忘れちゃうのか、言われたことが全く胸に響いてないのか。

 まーちゃんに関しては”おおらかな環境の中で育った子”っていう印象があって、僕の中で「モーニング娘。の仕事についていけるのかな…?」っていう不安がありました。同じ未経験者でも、はるなんのほうがもう高校生なぶん自分をコントロールして頑張っていけるだろうし、そうなるとまーちゃんだけが取り残される状況になって精神的にきついんじゃないかなって。
 で案の定、一番怒られちゃう回数が多いのはまーちゃんみたいだけど、でも先輩メンバーのまーちゃんエピソードを聞いてると、「他のメンバーについていけるか」というのとは別の意味でまーちゃんは大丈夫な気がする(笑)。精神的に折れさえしなければ、歌やダンスはやっていくうちに出来るようになると思うから。

 ガキさんが卒業が発表になってからすごい優しくなってきた。”歌のお姉さん”みたいな雰囲気。それ自体は嬉しいんだけど、卒業するからそういう変化があったのかなって思うとさみしさも感じる。