Risa's NightHouse 120306 新垣里沙・高橋愛

新垣「ここまで数回の春ツアーの公演の中で印象に残ってるのは横須賀公演。神奈川県出身の私をみんなが緑のサイリウムを振って『おかえり!』って迎えてくれて、感極まった。春ツアーは『武道館までは全公演、12人で笑って過ごしたい』って思ってて、横須賀であんなことをしてもらえるとは思ってなかったから、感動した。
 モーニング娘。のファンのみんなの団結力はすごい。みんなそれぞれにファンのメンバーはいるはずなのに、凱旋コンサートとかになるとその地元のメンバーのサイリウムで応援してくれる。そんなファンのみんなのことを思ってたらどんどん気持ちが高まってきて、あの公演はやばかった。
 『絶対に5月18日まで一歩一歩確実にモーニング娘。として駆け抜けたい』って、あの日に改めて決心した」

高橋「去年は”9月30日”に向かって歩いてたから、次の日の10月1日になったとき『あ、10月だ…』って思った。普段は月が変わってもそんなこと思わないのに。朝起きて『あ、もうモーニング娘。じゃないんだ』って思って、ちょっとふわっとした心境だった。『肩の荷が下りるってこういうことだ』って思ったと同時に、『そっか、もうこれからはひとりの足で歩くんだ…』とも思った。それは嬉しいのでもなく悲しいのでもない『あぁ、そっか』っていう感じ」

高橋「愛佳としゃぶしゃぶを食べに行った。生田には10回くらい食事に誘われてるんだけど、いつもタイミング悪くてまだ行けてない。愛佳はちょうどタイミング良いときに誘ってくれる」
新垣「生田からはマメにメールが来るでしょ?」
高橋「来る」
新垣「私なんかさぁ、毎日来るもん」
高橋「えーーっ!(笑)」

 僕だったら10回近く断られたら誘いづらくなっちゃうけどなー。えりぽんすごい(笑)。

新垣「10期メンバーは、愛ちゃんの卒業公演でのお披露目のときのイメージとはもうだいぶ違ってると思う。伸び伸びやってるよ。3月10日のドリームモーニング娘。のライブに出演するんだけど、なんか恐ろしい。佐藤が中澤さんに『こちょこちょ〜』とかちょっかい出しに行ったらどうしよう。それぐらいの勢いなの。さすがにそれはしないかなぁ。むしろちょっとやってみてほしいよね(笑)」
高橋「でもそうなったらもう中澤さん怒んないと思うよ。絶対」
新垣「怒れないよね…」
高橋「でもうちらが加入したばっかりの頃にドリームモーニング娘。の先輩たちに感じてた雰囲気を10期メンバーも感じるかも。『あ、今ここでは喋っちゃいけない』みたいな空気。でも4人ともそんな感じじゃないんでしょ?」
新垣「そう、4人ともじゃない。佐藤だけ」
高橋「(笑)。今佐藤の話だったんだね(笑)」
新垣「佐藤だけ、ほんとに。他はみんなしっかりしてるんだけどね」
高橋「じゃあ誰かが注意してくれるんじゃないかな」
新垣「やってるんだけどね。『まーちゃん、今はダメだよ』とか言って。石田とか飯窪とかが気にかけてくれてるんだけど、なのにもかかわらず…」
高橋「でも一緒にリハーサルとかして、いい勉強になると思うよ」

 いっそのこともう、まーちゃんを上手いことおだてて先輩たちに突撃させちゃえばいいのに(笑)。愛ちゃんが言ってるように、そんなことしたって先輩たちは怒る気にもならないだろうし。あ、でもそれでまーちゃんが「たいていのことをやっても怒られないんだ」とか思って味をしめちゃうのはマズイか…。
 何年か前のNHK紅白歌合戦で、OGを含めたモーニング娘。でパフォーマンスしたときの、リハーサルでの中澤さんと小春ちゃんのやり取りが思い出されるなぁ。誰が小春ちゃんに入れ知恵したのか、小春ちゃんが中澤さんを年齢ネタでいじってたやつ(笑)。

新垣「さぁ、今夜の感想なんですが…」
高橋「ねぇガキさんやっぱすごいよ」
新垣「あれ、さっきお別れしたはずじゃなかったでしたっけ?(笑)」
高橋「(笑)。いやぁ、新垣さんはやっぱり向いてますね。あなた卒業しても大丈夫」
新垣「ありがとうございます」