今夜もうさちゃんピース 120521 道重さゆみ
愛佳の卒業を最初に聞いたときは素直に自分の気持ちが出て来なかった。それよりもまず愛佳の気持ちとガキさんの気持ちとファンの気持ちを考えて、気持ちがグチャグチャになった。
でもまず思ったのが愛佳のファンがかわいそうだなっていうこと。だって、自分が5年間も応援してきた子があと2週間で卒業するなんて、ありえないじゃないですか。その前にあった握手会の前に発表してあげればよかったのに、とかいろいろ考えた。
会社と愛佳が相談して卒業発表を決めたんだろうし、それはしょうがないことなんだろうけど。でもちょっと悔しい思いもあった。
今までずっとガキさんの卒業を盛り上げたいと思って頑張ってたから、愛佳の卒業には戸惑った。
でも愛佳の健康のことを考えたら、これが一番良い決断というのは自分の中で理解してる。モーニング娘。としての愛佳はこういうかたちで終わるけど、将来の愛佳にとってはきっと良いことなんだと思う。最初は戸惑ったけど、誰にとっても前向きな良い選択だったんじゃないかな。
今はまだゴールデンウィークが終わったばかりだけど、愛佳の卒業についてはまだ気持ちの整理がついてない。私がガキさんや愛佳やファンの気持ちを思いやったとしても、それも想像でしかないわけだし、結局はわからない。だからあまり多くは語れない。
そんなモヤモヤした気持ちではあったけど、ライブをしてみたらすごい気持ちよかった。愛佳も元気だったし、メンバーの笑顔を見たり、ステージに立つと改めてファンのみなさんの温かさを感じた。モーニング娘。ってこういうもんなんだなって思った。なるようになるし、なるようにしなきゃいけない。モーニング娘。にはいろんな出来事があるし、これが放送されてるときはその”いろんな出来事”の一つになってるんだろうなって思う。
今は「5月18日の卒業式を成功させたい」という気持ち。ガキさんのためや愛佳のためもあるけど、残された自分たちのためにも5月18日はしっかりとした”ステージ”をやらなきゃいけない。卒業という大きなイベントもあるけど、”今の12人”をしっかり見せたい。
話しながら自分の気持ちを整理してるさゆみんの様子がよくわかる放送でしたねー。でも上の書き起こしは僕が内容をすっきりまとめるために要約しちゃったから、その様子が全然出てないという（笑）。まだ聴いてない人は、是非どっかで音源を探して聴いてもらえると、その様子がもっとよくわかって、さゆみんのトークのライブ感がよく伝わってくるんじゃないかと思います。
