つんつべ 120622 新垣里沙

つんく「新垣はオーディションのときずっと笑ってるイメージがあって、『よう笑い続けられてるなぁ』って思って、『今のモーニングにこの溌剌感ほしいなぁ』って思った。レッスンを受けようとする姿勢の中から出てくる元気さだった」

新垣「ミュージカル『モーニングタウン』の稽古中、愛ちゃんと2人で立ち位置の確認をしてると、それを見た飯田さんが寄って来て、話してたのと全く関係ないダンスのリズムのことをアドバイスしてくれた(笑)。確かにリズムのことも大事だし『ありがとうございます』って言ったんだけど、その後『でも今話してたのは立ち位置の番号のことで…』って言っちゃって、後で飯田さんに別の場所に呼び出しを食らった。そこで『あなた何年目?』とか言われて『3ヶ月です…』って答えると、『私5年目なんだけど?何口答えしちゃってんのよ』みたいな(笑)。あのときに『これが先輩後輩の関係なんだな』って」
つんく「中澤とか飯田とかいつも偉そうにするけど、俺は(中澤や飯田に)『お前らには(モーニング娘。の)先輩おれへんかってんからな』って言うたるのよ。俺も中澤や飯田にそんな風に怒ったことないからね」

 そう言われればそうだ。でも2期加入の頃からすでに先輩後輩の関係ははっきりあったよなぁ。その頃は僕もまだファンじゃなかったから、ASAYANの一企画として見てただけなんだけど。
 1期がそこそこの成功を収めてすぐに2期加入ということで、1期メンバーの2期メンバーへの反発心がすでにあって(笑)、2期メンバーもすでに”芸能人”な1期に対してビビっちゃってて、もうそこで自然と”ちょっとガラの悪い体育会系部活”みたいなノリになっちゃったように見えたなー。
 その空気を作ってたのは中澤さんなのか、石黒さんなのか(笑)。
 それと和田マネージャーはじめ、マネージャーさんやスタッフさんが、ついこないだまで素人だった新人芸能人への躾としてそういう先輩後輩関係を植えつけてたっていうのもあるんでしょうね。

 飯田さんはリーダーになる前はボケキャラでおっとりしたイメージだったんですけど、実は下に威張るタイプだったっていうエピソードがチラホラ出てくるようになって、リーダー以前のイメージからすると「元々そうだったのか、途中で変わっちゃったのか…」ってちょっと意外な感じがしたなぁ。でも同時に見栄っ張りっぽいところも垣間見えてたので、威張るのもわからなくもない感じも(笑)。
 僕にとって飯田さんと後輩との関係で印象的だったのは、ラジオ『高橋愛の苺いちえ』の愛ちゃんとれいなちゃんとの公開録音で、たまたま会社に来てた飯田さんが飛び入り参加したときの様子。あのときのれいなちゃんのビビリようと”借りてきた猫”状態はすごかった(笑)。

新垣「コンサートのときはフォーメーションの移動のことばっかり考えてた。先輩と体が当たらないようにって。一回当たっちゃったらその曲中ずっと『あぁ…。後で絶対飯田さんに謝んなくちゃ』みたいな(笑)」
つんく「なんで飯田やねん(笑)。それは飯田が間違ってるんちゃうかな〜(笑)」