TBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」120718 『スクランブる!?-The Live Show-』での℃-uteエピソード

山里「『スクランブる!?』というライブイベントで℃-uteと共演した。ライブも素晴らしかったけど、℃-uteの優しさが垣間見えて『うゎ、良い…!』って思った場面があった。
 トークのとき、MCの早見あかりちゃんと℃-uteが一緒になって俺をハブる流れになった。『私たちとお客さんで盛り上がりましょうねー』って言ってみんな俺から離れて、俺を一人にしてハブるっていうノリ。
 ℃-uteの中でそういうネタ振りが上手いのは岡井千聖ちゃんと萩原舞ちゃん。その2人がきれいに振ってくれて、お笑い感覚の良い中島早貴ちゃんもそれに気づいて乗ってきた。
 その3人が振ってくれて、俺もそれを受けてリアクションを返そうと準備万端だったんだけど、矢島舞美ちゃんと鈴木愛理ちゃんが「一人にしちゃかわいそう」って思って僕の近くを離れなかった。2人も「今これは山里を一人にする振りだ」って絶対わかってるんだけど「どうしよう?振りだとはわかるけど、それってひどいから出来ない」っていう感じのあの表情。お笑いよりも自分の根本の優しさが勝っちゃった、あの葛藤する表情。
 ℃-uteの心根の良さが凝縮された一場面だった」

 そう。それがまさにハロメンの魅力の一端なんだよなぁ。
 ハロメンのこういうところについては、一長一短なんですけどね。「お笑い芸人的ないじりのパターンとか、バラエティ番組的なトーク作法とかを、身につけようとしない(そういう指導をしてない?)」というマイナスのほうに評価することも出来るし、逆に「画一的なトーク術に邪魔されず、メンバーの本来の人柄や振る舞いがより見えやすくなる」というプラスの側面もあると思うんですよ。
 このプラス面・マイナス面をどう考えるかが、ファンの間でも人によって違ってくると思うんだけど、僕はプラス面のほうを大きく見たいですね。僕がハロプロ”だけ”を好きな理由に、ハロメンのこういうところも関係してるんじゃないかという気がしてるので。