今夜もうさちゃんピース 120723 道重さゆみ

 50thシングルでは私がモーニング娘。で経験した中でも一番の新曲キャンペーンをやった。渋谷駅や渋谷のTSUTAYAに大きい看板を出してもらえたり、たくさんの握手会をしたり。
 看板を出してもらったTSUTAYAのビルは、ビルの外周壁面全体に鉄柵のようなものが施されていて、看板はその鉄柵の内側に設置されるかたちになってた。ちゃんとメンバーの顔が柵とかぶらないようになってたんだけど、私の顔の上だけ柵が通ってた。細い柵だから言うほどではないんですけど、もうちょっとずらしてほしかったなって(笑)。

 新曲キャンペーンで、渋谷やお台場の街中をモーニング娘。のメンバーと歩いたことは、私の経験の中でも前代未聞だった。
 メンバーと街中を歩いて移動するときは、マネージャーさんが付いてガードしてくれたり帽子やマスクをつけて目立たない服装をしてたりするのが常なので、あんなにメイクもして衣装も着て街中を歩くのは初めてだった。
 「あ、モーニング娘。だ」って言ってもらえるのも嬉しかったし、「誰?」って言われて「モーニング娘。です。よろしくお願いします」って言うのも初めての経験で、そういう「自分たちを覚えてもらいたい」っていうような感覚を10年目で初めて経験出来て良かったと思う。
 お台場でガンダムを見たりして楽しかったし、「メンバーと街に遊びに行ったらこんな感じなのかな。結構収拾つかないなw」って思ったり(笑)。

 振り付けの難しさは、見てるときと実際踊ったときとでは感じ方が違うと思う。『One・Two・Three』は先生がお手本で踊ってるのを見て、「うわ、難しそう…。これ覚えれるかな…」って不安だったけど、踊ってみたらそんなに難しくなかった。『恋愛ハンター』や『泣いちゃうかも』のほうが難しかった。
 『ONLY YOU』はお手本を見たときは「簡単そうw」って思った。振りが単純だし、手と足の振りが一緒のが多いし、「全然大丈夫じゃん」って思ってたけど、実際やってみたらすごく難しかった。
 目で見た段階と踊ってみた段階では難しさの感じ方が違うことがよくある。だから『One・Two・Three』意外と難しくないので、是非みなさんにマネしてもらいたいなって思う。

 そうなのかぁ。『恋愛ハンター』も難しいんですね。
 『泣いちゃうかも』のDance-shot Versionは衝撃的でしたねぇ。ああいう多人数でのコンビネーションを活かしたダンスは何度見ても飽きない。その年のハロプロ楽曲大賞のPV部門3曲のなかに迷わず入れました。

 お母さんが動物の毛が嫌だったみたいで、子供の頃は犬や猫は飼わせてもらえなかった。だから犬のぬいぐるみを買ってもらってそれを溺愛してた。そのぬいぐるみは棒を取り付けて散歩をさせることができるタイプのもので、何年間もそれで遊んだお気に入りだった。

 お医者さんごっこにハマッてるときがあって、誕生日プレゼントかなんかで、注射をすると女の子の目から涙が流れるお人形のおもちゃを買ってもらった。そのお人形に注射をしては、あやしてあげるっていう遊びを一人でよくやってた。

 お姉ちゃんからの誕生日プレゼントは、小さい頃から今に至るまで、手紙のことが多い。お金がないからしょうがないんですけど(笑)。あと、さゆみが稼いだお金でお姉ちゃんがプレゼントを買ってくれることはある。

 バースデーTシャツのデザインは半年前から何にしようか考え始めてた。
 握手会があったとき、私の『道重一筋』Tシャツを着てた人がりほりほのファンになってて、でも「後輩のファンになってくれたなら、それはそれでいいか」っていう気持ちだった。同時に「いつでも戻ってきてもいいよ?(推し変したことは)もう責めないから」っていう気持ちもあった。
 この感覚はバースデーTシャツのデザインに持って行けるなって思って、ハマリの良い言葉を考えていくうちに『結局道重』Tシャツが出来上がった。

 半年前からって(笑)。そりゃ、言葉選びのクオリティも高くなるわけだわ(笑)。