RIHO-DELI 120826 鞘師里保

鞘師「ハロコンの20分メドレーは、最初やるって聞いたときは長いイメージがあったけど、実際やってみるとやってる側からしてもあっという間だし、見てるスタッフさんたちも『あっという間』っていう印象だったらしい」
DELI「やってる側もそうなんだね。観てる側からしても楽しかった」
鞘師「ホントですか。良かったです。自分たちがどんな気持ちだろうと、観てる人の気持ちが一番大事ですからね」

鞘師「夏が終わってしまいますよ。悲しいですよ。これから毎日勉強しに行かなきゃいけないんですよ」
DELI「それが普通です」
鞘師「だって家でゆっくりしたいじゃないですか。学校…ねぇ(笑)」
DELI「学校楽しいですから」
鞘師「学校楽しいですけど、勉強はイヤです(笑)」
DELI「もうその辺、最近ハッキリ言うな(笑)」
鞘師「絶対、自分の家で勉強したほうがいいと思うんですよね。一人一人に勉強しやすい時間ってあると思うんですけど、そんな朝っぱらから学校に行かなくても…」
DELI「じゃあ里保ちゃんは勉強するにはどの時間がいいんだよ?」
鞘師「昼の2時から3時くらいまで(笑)」
DELI「短けーな!(笑)。最近、この番組でも勉強への愚痴が多くなってきてるからね?」
鞘師「勉強は嫌いなんですけど、実は結構成績良いんですよ?バカではないです」

鞘師「ハロプロのコンサートで応援席から見てて、鈴木愛理さんのTシャツを着てる人を見て『あの人の顔なんか見覚えがあるな』って思ってると、モーニング娘。のコンサートで私のTシャツを着てくれてる人だった。
DELI「(笑)。ちょっと悔しいっていう感じ?」
鞘師「『イチオシはそっちだったか!』って。悔しいっていうよりも、寂しいというか悲しいというか」
DELI「なるほど。皆様、意外と見られてますよ(笑)」
鞘師「鞘師Tシャツを着てくれてる方、私は見てますから(笑)」

鞘師「ソロ曲をもらえるとしたら、かっこいい系の曲かバラード曲がいい。ソロで歌うときはあんまり踊りたくない。とりあえず歌に集中したい。最近はそう思うようになった」

 りほりほみたいなストイックなタイプはそう思うだろうなぁ。歌かダンスかどっちかに集中してその出来を見てもらいたいって。
 りほりほは真面目だから「歌に集中してクオリティを上げる=良いこと」っていう考えが頭のどっかにあるんだろうけど、歌に専念しようが歌&ダンスでパフォーマンスしようが、それはどっちが優れてるとか「こうあるべき」とかいうのは本来ないんだよなぁ…。
 でも中学生くらいの子がこういう風に考えちゃうのはわかる。中学生くらいの頃って、僕も、振り付けとかなしで集中して歌を表現しようとしてる”アーティスト”みたいなのがなんか正しい在り方のような思い込みがどっかにあった気がするし…。
 歌に専念すればもっと良い歌唱は出来るだろうけど、だからといってそれで歌&ダンスのときよりもオーディンスを楽しませられるかと言うと、それはまた別の話。「上手い」が唯一の価値ではない。
 歌に専念することには「もっと上手く歌える」という長所があるけど、「歌だけでオーディエンスを楽しませなきゃいけない」っていう短所もある。歌&ダンスには「歌もダンスも(ベストではない)中途半端なクオリティになる」っていう短所もあるけど「ダンスの面でもオーディエンスを楽しませられる」っていう長所もある。
 りほりほには、ハロプロを通して「ステージの力=歌やダンスやその他もろもろの総合力」っていうのを体得していってほしいなぁ。個々の技術の向上が大事という前提で、でも技術に囚われない良いパフォーマーになるために。