モーニング女学院〜放課後ミーティング〜 120915 譜久村聖・飯窪春菜・石田亜佑美

譜久村「『ゼロから始まる青春』の間奏が好き。森の中で妖精が舞ってるイメージがする。サビの最後の”♪人生なんだ””♪感謝なんだ”っていうフレーズを1コーラス目は道重さん、2コーラス目は田中さん、最後は道重さんと田中さんの2人で歌うっていう、曲の締め方がいいなって思った」

譜久村「『地球が泣いている』の歌詞で、1コーラス目と2コーラス目の1回目の”♪燃えようぜ”っていうフレーズが、2コーラス目の2回目だけは”♪萌えようぜ”になってて、つんくさんらしいなって思った(笑)。たぶんつんくさんは『萌え』っていう言葉が好きだと思う」

石田「田中さんのボーカルのアタック感が好き。『涙一滴』では”堪えてる感じ”がすごい伝わってくる」
譜久村「サビのところの、クレッシェンド的な感じでしょ?」
石田「それです(笑)。田中さん曰く、つんくさんからこの曲のボーカルについてのメールをもらってめっちゃ褒められたらしい。でも田中さんが自分でこの曲の完成版を聞いたら『そうでもないな』って思ったらしい」
譜久村「嘘ぉ!これでこれで『そうでもなかった』らどうなっちゃうの?!(笑)」
石田「だから田中さんはコンサートでどんなものを見せてくれるんだろうって」

譜久村「田中さんはレコーディングのとき『違う曲をはさんで、もう一回この曲歌いたい』って言ってて、それだけリラックスしてレコーディングに臨めてるのがすごいなって思った」

石田「『笑って!YOU』のサビのまーちゃんのソロがすごいかわいくて魅力的」
譜久村「間奏明けの香音ちゃんの”♪初恋なのかな この感じ WOW YEAH”のところが感動する。この曲の一番盛り上がるところで香音ちゃんの声が聴けて幸せ。香音ちゃんのもう一つ”♪胸キュン”っていうパートも、コンサートでの香音ちゃんの姿が想像できて『絶対かわいいだろうな!』って思う」
飯窪「歌い方が変わりましたよね。歌声が優しくなったっていうか」
譜久村「変わった」
飯窪「以前に『レコーディングでディレクターさんに”奇跡的に歌えた”って言われた』っていう話をしたんだけど、あれはこの曲の2番の”♪告白が出来ない”の”い”の音のところ」
譜久村「えりぽんは”♪この恋を”っていうところを歌ってて、自分で『過去最強に上手く出来た』って言ってた。『そこに念を込めて歌いたい』って言ってた(笑)。えりぽんの歌はCDとコンサートでは声質が違う。それはえりぽんの中でレコーディングのときからコンサートまででだんだん曲のイメージが変わってくるかららしい」
石田「曲の最後に自分の声が使われたところがほんとに嬉しかった。キターー!って思った(笑)」

 えりぽんのこの自己愛はすごい(笑)。皮肉でもなんでもなく、これがあのキラキラした目と愛すべき変なテンションに繋がってると思うし、それがえりぽんの魅力の大きな部分ですよね。
 先輩メンバーによると、舞台裏ではネガティブだったり泣き虫だったりする面もあるらしいけど、でも一方では「自分の良いところ・誇れるところ」が大好きで、恥ずかしげもなく強力にアピールしてくる(笑)。そして見ていてそれが作ってないえりぽんナチュラルだってわかっちゃうから憎めない。
 そんなえりぽんだから、上手く歌えた歌詞にも強い愛着を持ってて、『そこに念を込めて歌いたい』とまで言っちゃって、これはえりぽんの自分大好きさがすごいパワーの源になってるっていうことですよね。こういうことは他のメンバーにも多かれ少なかれあるだろうけど、えりぽんには特にそれを顕著に感じるなぁ。