MBSラジオ「モーニング娘。なんやかんやで15周年!」121014 道重さゆみ・田中れいな・譜久村聖・飯窪春菜・石田亜佑美

道重「『ASAYAN』はよく見てた」
田中「れいなは後藤さんが加入するくらいの頃からよく見るようになった」
道重「山口では『ASAYAN』の放送が一週遅れで、ネットを見てると山口よりも一週早い情報が入ってくるから、それが悔しかった」
飯窪「つんくさんが金髪でイケイケだったんだなって思います」
道重「もう今はしおれたみたいな言い方だけどね(笑)」
飯窪「違います!(笑)」
一同「(笑)」

 あの当時、ネットでモーニング娘。の情報を探してたどり着く場所と言えば、やっぱり2chモーニング娘。板ですかねぇ。あとはASAYAN掲示板とか。

道重「『モーニングコーヒー』はコンサートでやったことあるよね?」
田中「…」
道重「『シングル大全集』のコンサートのとき、高橋愛ちゃん・新垣里沙ちゃん・亀井絵里ちゃんと私とれいなの5人で。ほんとに覚えてないの?!」
田中「(『モーニングコーヒー』のジャケットをセルフカバーした)撮影は覚えてるよ。でも歌ったのは全然覚えてない」
道重「えぇーーー!」
譜久村「私たちからしたら印象深かったです」
田中「ハモリだったか、(主)メロディだったかもわからんもん」
道重「あの5人で、あの衣装でやるっていうことが、さゆみの中では嬉しかったんだよね。でもれいなは…(笑)」
一同「(笑)」
道重「温度差があったみたいですね」
田中「嬉しかったよー!」
道重「思い出したでしょ?(笑)」
田中「うん、めっちゃ思い出した(笑)」
一同「(笑)」

 フクちゃんも言ってるように、あの5人での『モーニングコーヒー』はファンにとっても感慨深かったですよね。”プラチナ期の精鋭5人”って感じで、「この5人が中心となって新たなモーニング娘。を作り上げていくんだろうな」って思わせるようなパフォーマンスでした。
 でもれいなちゃんは『モーニングコーヒー』にはそんな思い入れないみたい(笑)。後藤さんにはあんまり関係ない曲っていうのもあるのかな(笑)。

道重「(全盛期の頃は)テレビをつけたらモーニング娘。がいたもんね。もしそのときファンで、それを全部録画しようとしたらすぐいっぱいになるだろうね」
田中「したした。そのときはビデオ(テープ)だったから、福岡にめっちゃビデオ(テープ)あるもん」
道重「『うたばん』とか、10回くらい見るよね(笑)」
一同「(笑)」

 僕の家にも数えたくもないほどのVHSテープが…(笑)。
 HDD&DVDレコーダーを買ったのは、価格が手頃になった2003年の春頃だったから、それまではVHSテープだったんですよねー。HDD&DVDレコーダーを買った当初は、一瞬、「今までのVHSテープをHDDに取り込んで編集してDVDにして…」とか考えたけど、もちろん面倒くさいことは出来るはずもなく…(笑)。
 見返すわけでもない大量のVHSテープがまだ家にあります…。

道重「れいなって物怖じしないのに、今でも後藤さんに会うときだけれいなじゃなくなるもんね。乙女な顔になるよね?」
田中「後藤さんに『写真撮ろうよ』って言ってもらったときも、『くっついてもいいのかな…』『顔がこわばっとうやん…』っていう気持ちになった。今でも」

譜久村「ハロプロの記憶は『ハッピーサマーウェディング』くらいからあります」
道重「誰が好きだった?」
譜久村「飯田圭織さんが好きでした」
田中「初耳!それ飯田さんに言った?」
譜久村「言ってないです(笑)」
田中「えーっ!言ったほうがいいよ」
譜久村「飯田さんが卒業コンサートで白いドレスを着てて、みんなに『ありがとう』っていう気持ちを伝えてるのを見てすっごい感動した。卒業する直前なのに、それで好きになっちゃった。それからもPVとか見て『かわいいな』ってずっと思ってた」

道重「2003年の紅白歌合戦で私とれいなは初の平成生まれの出場者となったんです」
田中「えっ」
道重「えっ、知らんかった?」
田中「うん…」
譜久村・飯窪「えぇーーっ!(笑)」
道重「れいなどんだけ忘れやすいの!忘れやすすぎ!(笑)。『初めての平成生まれ』ってことでコメントすることもよくあったし」
田中「フィーチャーされた?」
道重「フィーチャーされてたよ」
田中「あらー…。知らん」
一同「(笑)」
道重「『知らん』じゃないし(笑)。れいなの人生って楽しそうだね」
一同「(笑)」

譜久村「小学校で新聞で作ってたとき、見出しを『あっちぃ地球を冷ますんだ』にしました」
道重「じゃあ、環境のこととかについて書いたの?」
譜久村「はい。それで見出しに『あっちぃ地球を冷ますんだ』を使ったんです」
田中「じゃあ、このときから温暖化が始まったってことやんね?」
一同「(苦笑)」
道重「温暖化はその前から始まってたけど、モーニング娘。も(温暖化の防止に)手助けしようねっていう」
田中「あ、そういうミュージカルね。なるほど」
道重「え、今わかったの?!」
譜久村・飯窪「(笑)」
道重「当時説明されてると思いますけどねー」
田中「忘れたー(笑)」

 そんなこともわからずにミュージカルやってたのは、逆にすごい(笑)。だってそんな温暖化のこととか全然わからない状態で、ミュージカルの台詞や歌詞を覚えたり取材の受け応えとかしなきゃいけないんでしょ? 逆に難易度高いよ(笑)。
 それにしても、れいなちゃんってほんとに”自分の半径1メートル”にしか興味が無いんだなぁ。自分に関すること・自分の好きなこと・自分の近くにあるもの以外は興味を示さない。さゆみんの言うとおり、たしかに楽しい人生なのかも(笑)。

田中「飯田さんの卒業の何日か前にマネージャーさんが『飯田はほんとは怒りたくないんだよ。リーダーだから自分が悪者に……飯窪、泣きそう!(笑)」
一同「(笑)」
道重「何で泣いてんの?!(笑) 感動屋さんだね(笑)」

 早い!さすがは飯窪さん。
 ガキさん・みっつぃーの卒業公演で、車で武道館入りした時点で泣いてただけのことはある(笑)。

道重「飯田圭織さんが卒業して、三代目リーダーに矢口さんが就任したんですが、えぇ…結構のちにすぐに矢口さんは脱退されまして、吉澤さんが四代目リーダーになりました。この頃は壮絶だったよね」
田中「ドタバタやったね」
道重「でも矢口さんは最後までいろいろしてくれたよね。それがさゆみたちの中で嬉しかった。だから矢口さんに対して嫌な気持ちとか一切なくない?」
田中「全然ない。人間としてすごく頼れる先輩っていう印象」
道重「そのときにやってくれた愛のある行動に、むしろ慕うよね」

 「愛のある行動」ってなんだろう?自分が抜ける後の『大阪恋の歌』のリハーサルやツアーのリハーサルに付き合ってくれたりとかかなぁ。

譜久村「『直感2〜逃した魚は大きいぞ〜』はモーニング娘。加入が発表されたときのハロコンのオープニングの曲だった。
 そのときは研修生だったから家で自分で振り付けを覚えなくちゃいけなくて、マネージャーさんにも「譜久村は出来てない」って注意されてすごい辛い時期だった。でもこの曲の『直感を信じて』『叱られるうちが華です』などの歌詞に励まされた。そして、ハロコンの本番になって、つんくさんがモーニング娘。に選んで下さって、この曲には『ハロプロエッグで頑張ってきてよかったな』っていう思いがある」

譜久村「自分はオーディションを受けて落選してたから…」
道重「合宿審査も行ってないんだよね」
譜久村「行ってないんですよ。試練みたいなのを乗り越えずに合格しちゃったから、他の3人に申し訳ないなって思った」
道重「つんくさんはどうして急にフクちゃんを入れることにしたんだろ?良いなって思ったら普通合宿に行かせるよね?」
譜久村「コンサートのリハーサルの最終日につんくさんに呼ばれて『髪の毛を切ったらどうだ?』って言われた」
道重「最近入った小田さくらちゃんもバッサリ切りすぎじゃない?」
田中「みんなそうじゃない?生田もすぐに切れっていう指令が出たし、つんくさんって短いのが好きなんじゃない?」
道重「でも奥さんは長い…あ、でも!」
田中「短くなったやん!
一同「あーーー!」
田中「これから研修生を見てて、髪の毛を切った子は加入するって思っておいたほうがいいかもね」
譜久村「短いのは似合わないってお母さんにも言われてるし切りたくないんです、ずっと伸ばしてるんですって伝えたんですけど、『やっぱ切ったほうがいいんじゃない?』って言われて、泣きながら美容室に行った」
道重「そんな話があっただなんて」

 最近のつんくさんはメンバーにやたら髪を切らせようとしてるらしいのが気がかりですね。プロデューサーが自分の好みを押し通すことはそれはそれで大事なことでもあるんですけど、メンバーにとってプラスになるかどうかっていうのを考える冷静さのほうももう少し強くあってもいいんじゃないかなって思います。
 難しいところなんですけどね。えりぽんなんかはショートになってすごく良くなったと思うし。

田中「れいながメンバーにこんなに溶け込めたのってつい最近やん?まぁ10期が入ったからかな」

飯窪「10期加入の発表のときステージでメンバーと握手としたとき、道重さんが目をあわせて両手でギュッって一番強く握手してくださったのがすごい心に残ってる」

道重「小田さくらちゃんってお喋りが上手じゃん?飯窪はそこに対抗意識持ってたもんね(笑)」
飯窪「そうです(笑)。お口が達者だなって思って、楽屋でも物怖じせずにスバスバ言うんで、危機感を持ってます(笑)」

 タイプが違うから大丈夫(笑)。それにさくらちゃんはまだ中2ですからね。はるなんのような相手への気遣いやフォローは出来ない。