れいなタイム 121020 田中れいな

田中「吉澤さんや藤本さんがいたころまでは素の自分を隠して猫かぶってた。周りから見るとそんなにかぶってないように見えたかもしれないけど、自分としてはいつもちゃんと”作ってた”」
山本「でも今の後輩の中にもれいなちゃんに気を使ってそうやって猫かぶってる子がいるかもしれないよ?」
田中「あぁ…。後輩は私に気を使ってるのが見え見え。挨拶のときもチョー顔がひきつってる。『おはようございます…』って言うときの作り笑いが見え見えなんで。
 新メンバーが加入してすぐの頃は『おはようございます!キャハハ!』みたいなノリで、『これじゃいかん』と思って、ちょっといろいろやってきたら、今そういう結果になった。だんだん礼儀はちゃんとなってきてます」
山本「道重さんって後輩に対してどんな感じなの?」
田中「さゆは怒れない性格なんで、れいなに『ちょっと聞いてー』って言ってくる。で『それ本人に言えばいいやん』って言うと『…わかった』とか。それでよっぽどカッチーン!ってきたときに言うらしく、『言ってやったよー!』ってさゆから報告が来る。
 れいなが怒るよりも、普段怒らないさゆが怒ったほうが子供はびっくりすると思う。
 やっと(かつての)先輩の気持ちがわかってきた」
山本「あの頃の藤本さんとか…」
田中「藤本さんは優しいんですよ。先輩だけど同じ6期だからいつもフレンドリーな感じだった」

 れいなちゃんが礼儀を教える先輩になるとはなぁ…。元々れいなちゃんは、理不尽なことを言われたときに先輩に言い返したりっていうエピソードはあるものの、基本的には先輩には刃向かわないし、3期以前の先輩の前ではすごい大人しいんですけどね(笑)。
 ただ、一番上になったときにれいなちゃんがどう振る舞うかっていうのは、正直不安でした(笑)。

田中「握手会の短い時間の中で、ファンの人の言葉に出来るだけ言葉を返してあげたいと思って、神経を研ぎ澄ませてる。でも、ちゃんと聞き取れないことが多くて、『は?』って言って終わることもある。
 『今ほしいものは?』っていう質問をよくされるけど、物欲がないからすぐに思い浮かばない」
山本「返答に困った質問ってある?」
田中「デビュー当時の握手会で『結婚して下さい』って言われたときはびっくりした。今では『考えとくー』『いいよー』とか答えるんだけど、デビュー当時は『これ、”うん”って言って家まで押しかけられたらどうしよう』とか考えちゃって(笑)。ファンの人のノリがわからなくって」

 握手会では「聞きやすいように喋る」のが大事なんだなー。常連さんにとっては当たり前なことかもしれないけど、ライトなファンの多くにとっては盲点かも。いくらメンバーが頑張って聞き取ろうとしてもそれにも限界がありますからねー。