RIHO-DELI 121021 鞘師里保

鞘師「前は高い声を出すとそこから抜け出せなくて、その後も声が上ずっちゃってた。高い域から急にドン!と低い域に下げるのが難しくて。一回喉につっかかってから下りるみたいな感じになっちゃって、それが自分の中で嫌だった。
 それは高い音を喉で歌っちゃう癖が原因でもあって、それよりも”地面を掘るように”声を出したほうが音がボーン!って出ることがわかった」

 鞘師「ステージでは私たちのほうに向かって出てる音とお客さんのほうに向けて出されてる音は違う。私たちのほうに出されてる音は歌いやすいようにバランスが調整されてる。だから私たちには小さく聴こえてもファンの人たちには普通に聴こえてる音っていうのもある。そういうのは会場によっても変わるし、調整具合によっても変わる。
 それで自分には小さく聴こえてるからといって声を張り上げてしまうと、ファンのみなさんには心地よく聴こえないものになったり、っていうことがよくあった。
 自分が聴こえてる音も大事だけど、ファンのみなさんが聴いてる音が一番大事だから、最近ではそういうところを歌の先生に聴いてもらって、自分で意識して、肩に入ってる力を抜いて歌うと良かったりする。
 まだ実力には表れてないかもしれないけど、自分の頭の中で、ひとつ壁を越えられたっていう感じがある」

鞘師「ネタ系のお笑い番組にゲストの観覧者として出てる芸能人になりたい(笑)。お笑いを生で観たことがないし、『もしかしたらテレビの編集によって見えてない面白い部分もあるかもしれない』って思って(笑)。どうなんだろう?っていう興味がある。
 あとリアクション出来る番組にも出てみたい」
DELI「え、そんなの大丈夫なの?わさび寿司を食べるとか」
鞘師「頑張れば出来ると思います。リアクションは大きいって言われるんですよ。面白いコメントは言えないかもしれないけど」