今夜もうさちゃんピース 121119 道重さゆみ

 海外に行くと、日本にいるときよりもメンバーと仲良くなれる。朝から晩まで一緒にいるからっていうのと、気持ちが開放的になるからかもしれない。
 今回の世界握手会では飯窪と急接近してすごく仲が良くなった。飯窪はちょっとフクちゃんと同じタイプで、一緒にいて心が和らぐ。飯窪とのメールのやり取りは、今までは悩みを聞いてあげたりアドバイスをしたりっていう仕事上の話しかしてなかったけど、最近は他愛のない日常の話もしてる。そういうメンバーは亀井絵里ちゃん以来で、後輩では今までいなかった。飯窪のほうからメールしてくれるのがすごい嬉しい。
 飯窪に「道重さんって『世界一のアイドル』って言ってるじゃないですか?私、お家でゆっくりちゃんと考えたんですけど、世界一のアイドルは…、やっぱり道重さんだと思います!」って言われた(笑)。急にそんなことを言われて「ヨイショ出たわ〜」って思ったけど、たぶん世界握手会で自分たちが世界でたくさんの人に知られてるっていうことを実感して、ヨイショじゃなくて素直にそんなことを思ったみたい。「お母さんと一緒に考えて、やっぱり世界一は道重さんだと思うんですよ。いやぁ、私、ほんとに尊敬します」みたいなことをキラキラした瞳で言われて、飯窪の言葉に嘘がないのがわかるから、照れくさいけど嬉しかった。
 飯窪の、素直な気持ちをちゃんと言葉にして言えるところは偉いと思う。そして飯窪からは「(現場に)早めに着いちゃって時間があるんでメールしてます〜」みたいなフランクなメールも来るんだけど、先輩後輩をナアナアにせずにちゃんと一線は守ってるところがマジで偉いと思う。仲良くなって私が気軽に「飯窪〜」とか話しかけても、飯窪はちゃんと敬語だし、(急に馴れ馴れしくならないで)段階を踏んでくれてて、そういうところがあるからさゆみも一緒にいて落ち着けるんだと思う。

 台湾では空港でファンの方がたくさん待ってくれて歓声を送ってくれて嬉しかった。あんなにたくさんの方にキャーキャー言ってもらえて、たくさんのマスコミの方に撮ってもらえるのはほんとに気持ちいい。だから今回経験出来なかったメンバーにも経験させてあげたい。

 料理ってやらないとすぐ忘れると思う。去年の今頃にやってた『黄金伝説』の「1ヶ月1万円生活」のときは、その前に会社の方にセッティングしてもらってちょっとだけ料理教室に通わせてもらった。そのときにメモしたり覚えたりして料理のことを頭に詰め込んだ状態だった。1ヶ月終わった後、「もう覚えてなくていい」って思ったら、全部忘れちゃった(笑)。
 「1ヶ月1万円生活」のときはさんまを捌けてたんだけど、たぶん今はもう捌けないと思う。やり方をネットで調べたり本を見ながらだったら出来ると思うけど、何も見ないでだったら、「1ヶ月1万円生活」で作った料理の半分以上は作れないと思う。

 料理教室に通ってたのは初耳だなー。番組の中で「お母さんに教えてもらって書いたメモ」とされてたものの中には料理教室のときに作ったメモもあったんだろうなぁ。

 『注文の多い料理人』で共演した泉ピン子さんは「文句を言う人」っていうイメージがあってすごい怖かった。はじめは「かわいくないよ!」「ブス!」とか言われたけど、最後らへんは意気投合して「ピン子さんと気が合うかも!」って思った。

 打ち合わせなしで、ピン子さんとのあのコンビが成立してたのかぁ。さゆみんの度胸すごい(笑)。最初からさゆみんが怖がらずにピン子さんにガンガン行ってたから、「もしかしてピン子さんと打ち合わせ済みなのかな?」って思ってた。

 オダサクはトークに異様な魅力がある。空気といい、周りを惹きつける力があるというか、間のとり方が絶妙。だんだんつんくさんが選んだ意味がわかってくる、”味がある子”だなって思う。

 『ラララのピピピ』では30%くらいのお客さんは”うさぎ”のほうを見てるよね。お客さんを見ても「あ、目が合わないわ」「こっち見てないわ」って(笑)。うさぎを含めての『ラララのピピピ』のパフォーマンスだから全然いいんですけど…、全然よくないですね(笑)。

 『ラララのピピピ』はかわいらしい曲なのに、自分の衣装がセクシー系だったのは意外だった。『ラララのピピピ』の衣装の、私の中での理想が2パターンある。
 1つはパジャマ。かわいらしいパジャマ風の衣装で、髪の毛をグルグルに巻いてモコモコのカチューシャをつける。「明日の朝までお昼ごろまで寝ていたい」っていう歌詞があるんで、曲のはじめは階段のところに座って”眠ってるシーン”みたいなところから始めたい。
 2パターン目は私がお花になる。髪にもお花をつけて、衣装も全身お花。セットもお花畑みたいなのを作ってほしいな〜(笑)。ヴィジョンには最初はお花が映ってて、曲が始まるとお花の髪飾りのアップから私の顔アップっていう流れにしてほしい。振り付けはなしで、横揺れでかわいらしく歌いたい。
 みなさん覚えておいて。っていうかどうにかしてつんくさんに伝えて(笑)。
・妄想セクシーワード「プルーン」

 2つの演出案とも、何気にすごいしっかりしてる(笑)。こういうのはステージ監督さんに言うこともあったりするのかなぁ。
 僕は普段は「メンバーに作詞させろ」とか「メンバーに衣装をデザインさせろ」みたいな”メンバー発信”みたいなのにはこだわらないタイプなんだけど、さゆみんに演出のアイデア出しをしてもらうのは良いかもしれないなぁ。採用するかどうかはつんくさんやステージ監督さんが決めることとして、とりあえずアイデアを出してもらえれば、監督さんも助かるだろうし、さゆみんのライブへのモチベーションもさらに上がるかもしれないし。
 さゆみんは10年以上のステージ経験があって、ステージがどう見えるか・どう見られるかをよくわかってるし、客観的な視点を強く持ってる人だから、ちゃんと”使える”良いアイデアを出してくれそう。

 アロハロ写真集では、去年のアロハロよりも9期の表情の豊かさが確実に成長してる。ずっと一緒にいるとわからないけど、こうやって写真集を見るとわかる。