ラジオ日本「立川志ら乃のサブカル天国」121204 中西香菜

志ら乃「(今回、中西香菜をMCに選んだのは)まず企画意図の点から”芸歴の浅い人”がいいだろうとこうこと。さらに、マジな話をすると、スマイレージにもトークを回せる人がいたほうがいいなって考えたときに、それが出来るのがあなた(中西香菜)じゃないかなって思ったから。ズバズバ言っても許されそうなキャラのようにも見えたし。
 私の勝手な思い込みなんだけど、今のモーニング娘。だったら飯窪春菜さんがその立ち位置にいるような気がする。周りのメンバーのキャラクターをわかってて話を回していける人。
『あなたがスマイレージの中で飯窪春菜的ポジションになってくれればいいな』って思ってて、この私の見立てが間違いじゃないかどうか確かめたくて今日呼びました(笑)」
 なんで自分が選ばれたんだと思いました?」
中西「スケジュールが空いてたからかな?って(笑)。それから、前に(志ら乃さんが)そういうふうな(回し役の適性の)ことを言ってたから、そうなのかな?って」
志ら乃「スケジュールが空いてたからって言うほうが私も気が楽なんですよ。だって、今度他の3人に会うときにどういう顔して会えばいいんだ?っていう(笑)」
中西「ニコニコしてたらたぶん何も言わないです」
志ら乃「でもアイドルですよ?しかも女ですよ?『私のことを選ばなかった人だ』って絶対思ってるに違いないんですよ(笑)。
 私も最初は『4人がいいです』って言ってたんですよ。でもここのプロデューサーや事務所の方に『やっぱり1人に決めましょうよ』『決めたほうが面白いですよ』『敢えて言うなら誰ですか?』とかさんざん言われて、『ま、かななんですかねぇ…』ってボソッと言ったらもうそれが通っちゃったというわけ(笑)」

 へぇ。志ら乃さんにはかななんがはるなん的なトークを回せる人に見えてるんだぁ。僕が主にスマイレージトークを観るのは『生スマ』なんだけど、かななんがそういうタイプに見えたことはなかったなー。むしろ逆に、メンバーにちょっかいを出して場をかき回すタイプかなぁ、と。

志ら乃「楽屋で関係者の人とかに会うとき、その人が誰のファンだかわかります? 『この人は和田さんのことが好きなんだな』とか。感覚でなんとなく」
中西「和田さんのことを好きなんだなっていう人はわかります」
志ら乃「この人は私のファンかな?っていうのもあるでしょ?」
中西「ないです」
志ら乃「ないのか…(笑)。でも、そう言っててもわかると思うんですよ。女の人でアイドルやってればそういうことに敏感だから」
中西「へぇ〜」
志ら乃「あなたのことを言ってるんですよ!(笑) 『立川志ら乃は4人の中だったら私を選ぶんじゃないかな』っていう感覚があったんじゃないかな?っていうのを今聞いてるんです」
中西「ないです」
志ら乃「(笑)。ないかぁ(笑)。そうですか。じゃあ曲でも聴いて少し落ち着きますか(笑)」

 志ら乃さん、ガックリ(笑)。でも、かななんはまだデビュー1年程度の中学3年生で、しかも中学3年生のわりにはめいめいと一緒に騒いでるような平均よりもちょっと幼いタイプだろうから、まだそこまで意識が回ってないっていうのもあるんじゃないかなぁ。それに楽屋での関係者さんとの挨拶だって、キャリアの短いかななんにとっては、まだまだ緊張する慣れない時間で、そこまで余裕を持って相手を見れないかもしれないし。

志ら乃Berryz工房で『女子落語』をやったとき、メンバーは『出来なーい!』って言ってほんとに緊張してたけど、『大丈夫です。佐藤優樹さんも出来ました』って言ったら、『うん。じゃあ出来そう』って言ってた(笑)」

 「まーちゃんでも出来た」は説得力あるなぁ(笑)。

志ら乃スマイレージの一番最初のコンサートでBS-TBSの人と関係者席で隣で、コンサート終わりでその人と食事に行ったときに『アイドルで落語出来ますか?』って言われた。こっちはそういうシミュレーションもしてたから『出来ますよ』って言って、それが2年前の話」

 「シミュレーションしてた」(笑)。まぁ、落語家でハロプロファンだったら、やらないほうがおかしいですね(笑)。でも実現させちゃったんだからすごい。