AKB48・峯岸みなみさんの丸坊主謝罪問題

 事の経緯を詳しく知らないんで、発言を額面通り受け取って「峯岸さんが反省を示すために自分の判断でやったこと」として考えます。
 僕はこの峯岸さんの行動は「あり」なんですよねー(笑)。
 この「丸坊主」っていう謝罪の示し方がなんかすごい非難されてるみたいなんですけど、僕の中では、「他のグループへ左遷」や「脱退」よりはきつくないと思います。特に、長い目で見た場合。それに峯岸さんが「髪なんてどうせすぐに伸びるしー」みたいな頓着しないタイプだったりする可能性も無きにしもあらず(笑)。

 もし峯岸さんが「もうこれからはアイドル人気・AKB48人気に頼らずに1人のタレントとしてやっていく!」と思うなら、「左遷」や「脱退」で良かったんですよ。でも峯岸さんはそこまでの自信はなかった。
 これは峯岸さんがガチで将来を考えた結果「AKB48に残ってもう一度ファンに信頼してもらえるようにするのがベストだ」と、冷静に自己評価をした上で出した結論なんじゃないかなー。で、もう一度男性ファンの信頼を得るためには、僕もこれしかないと思いますね。考えてみたんですけど、「AKB48に残る」「出来るだけわだかまりを残さない」という条件を満たすには、マジでベストに近い判断なんじゃないかと(笑)。
 もし、これから峯岸さんがスキャンダルもなく他のメンバーのお手本になるような振る舞いをずっと続けていけば、逆に「あんな痛い目に遭って、改心した峯岸だからこそ信頼できる」ってなると思うんですよねー。そうなるには、そうですねぇ、3年くらいはかかるかな(笑)。

 今回、また小林よしのりさんがこれについて発言してますけど(笑)、よしりんの「恋愛とアイドル」についての考え方、実は僕はこれにかなり同意なんです(笑)。
 アイドルでいることには「恋愛が不自由」っていうデメリットがあるけど、それに対応して「普通の歌手や俳優では得られない人気によって支えてもらえる」っていうメリットもある。つまり「実際には(自由に)異性と付き合えない」けど、代わりに「憧れてくれる異性のファンが人気をサポートしてくれる」という恩恵が受けられる。
 だから、僕はアイドルは異性と付き合ってはいけないと思います。いや、正確に言うと、付き合っても
いいんですよ。でもそれはアイドル(いわゆる異性ファンにとってのアイドル)人気を放棄することとワンセットだという自覚の上でじゃなきゃダメ。

 今回峯岸さんは「アイドル人気・AKB人気を放棄するのは得策ではない」と判断して、「きつい禊をやってでもAKBに残る」ことを望んだんだと思います(丸坊主が本当にそこまできついかどうかは別としてw)。なかなか長期的視野のあるリアリストだなって思って、僕は好感を持ちましたね(笑)。正直、峯岸さんはバラエティ番組で見かけたことがあるくらいで、顔くらいしか知らないような感じなんですけどね(笑)。

 まぁ、こうやって峯岸さんに肯定的なのも、所詮はAKB48という「他人事」だからなんですけどね(笑)。丸坊主になって謝罪とか、ハロプロメンバーにはやってほしくないです(笑)。ハロプロは、スキャンダルが発覚・確定したら、「別れるならしばらく”干す”程度で許す」「別れないならハロプロから脱退」という、これまでの感じでいいんじゃないかなって思います。
 でも、他人事としては、峯岸さんの回答も僕は納得できるし、変な叩かれ方をされてるのを見るはなんか良い気持ちがしないんですよね…。特に一番気持ち悪いのは、常識人ぶって「恋愛くらいしたっていいじゃないか」とか言う人(笑)。じゃあ恋愛して人気が下がったら、お前がその分サポートしてやれよ?グループの人気にまで影響が出たらどうすんの?、って言いたいですね(笑)。無責任な人がこういうことを言うんだと思います。
 僕は峯岸さんの下した判断はかなりベストに近い(ズルい裏ワザとも言えるがw)と思うし、「根性あるなぁ」っていう部分では感心もしたし、峯岸さんが3年後くらいにAKB48の中でどんなポジションにいるか、結構興味ありますねぇ。