BZS1422 130217 徳永千奈美・熊井友理奈

徳永「最近、映画鑑賞にハマってる。英語の本は読めないから、映画で英語を覚えようと思って」
熊井「吹き替えでしょ?」
徳永「ううん。字幕です!」
熊井「うっそぉ…!!ものすごい!ほんとに?」
徳永「『チャイルド・プレイ』の1作目から3作目まで全部字幕で観たんです」
熊井「内容わかった?」
徳永「わかった。しかもものすごく怖いの!」

 熊井ちゃんのリアクションが面白い(笑)。熊井ちゃんの中では「映画を字幕で観るなんてありえない。だって内容がわからなくなるじゃん」っていう感じなんだろうなぁ。

 僕は背伸びして映画を観るようになった中学生の頃から「吹き替えだと声優さんの演技で雰囲気が変わっちゃうから字幕版を観たほうがいいんだろうな」って思ってて、それからずっと何も考えずに「映画を観るときは字幕版」って思ってたんですよね。なんか声優さん独特の演技だったり、吹き替えの音声の「浮いてる」感じってあるじゃないですか。だから、僕は熊井ちゃんとは逆で「吹き替え版を観る」っていう選択肢のほうが考えたこともなかったです(笑)。

 でもたしかに、吹き替え版には「内容に集中できる」っていうメリットがありますね。「セリフや演技のちょっとした違いを気にして字幕版を観るよりも、内容に集中できる吹き替え版を観るべき」って、改めて考えたら理にかなってるなぁ。納得しちゃう(笑)。

 そうは言いつつ、やっぱり雰囲気も大事なんじゃないかな…っていう気持ちも捨てきれないので、映画を観るときはこれからも字幕版を選んじゃうんじゃないかと思うんですけど(笑)、でもこうやって考えてみて、吹き替え版への偏見みたいなものはほぼなくなっちゃいました。