モーニング女学院〜放課後ミーティング〜 130309 鈴木香音・飯窪春菜・工藤遥

工藤「秋ツアーから1人(小田さくら)増えただけなのに、すごく人数が増えた気がしてて」
飯窪「場位置もだいぶ変わるよね」
工藤「そう考えると、10期が入って来たときってどんなでした?」
香音「高橋さんが抜けて10期が加入したから、一気に変わりすぎて、自分の中で”9人のモーニング娘。”と”10期が入ってからのモーニング娘。”の2つに分かれてるって感じ。2つは別のものって感じもするし、でも”続いてる”感じもするし、変な接続感がある。でも私はそこが好き」

 ファンからしたら、「プラチナ期→亀井絵里・ジュンジュン・リンリン卒業→9期加入」の変化のほうがずっと大きなターニングポイントのように感じるけど、9期からしたら「高橋愛卒業→10期加入」の変化も相当な変化のように感じられたんでしょうねー。
 まだ加入して1年も経たない新人だった9期からすれば、「先輩5人+新人4人」から「先輩4人+新人8人」になったことによって、グループの見え方がだいぶ変わっただろうし。

香音「さくらちゃんは同期がいないから、ダンスの振付がわかんなかったりすると、同期じゃなくて先輩に聞くしかない。そこが大変なんじゃないかなって思ってる。私も、今は結構道重さんとかにも『ここどうでしたっけ?』って聞けるんだけど、前は同期にしか聞けなかった」
工藤「たしかにね」
飯窪「でも小田ちゃんは聞かなくても覚えてるっていうか。周りがちょいちょい気づいて『ここ違うよ』とか言うことはあるけど(笑)」

香音「いつもの(サイズの)会場だと場位置の番号は”7番”くらいまでなのが普通なんだけど、武道館だと(広いから)”22番”くらいまである。いつもの会場に慣れてると、武道館での場位置を覚えるのがすごい大変。初めての武道館公演のときは全然覚えられなくて、本番はきちんと出来たけど、リハーサルはボロボロだった。『武道館は番号が大変』っていうイメージ(笑)。『場位置のことで頭がいっぱいになってたら駄目だな』って思うし、そこで良いパフォーマンスをするには普段からもっとパフォーマンスを上げておかないとなって思う」

 9期がこういうことを教えてくれるのは、10期にとって大きなプラスになってますよね。
 もちろん9期にも先輩メンバーはいたわけだけど、9期と10期の間柄のように気楽に喋れる関係じゃなかったから、例えばこの「大きなコンサート会場で場位置を覚える大変さ」みたいなのも、9期はそこでやってみて初めてわかっただろうし。

工藤「田中さんの卒業はまだ実感が湧かない」
香音「田中さん本人も実感が湧いてなさそうだもんね」
工藤「田中さんが『1コ1コの仕事がモーニング娘。最後なんだなっていう感じもしない』って言ってるから」
飯窪「悲しくないよね。しかも田中さんは卒業した後も歌を歌い続けるから、安心感があるっていうか、悲しさも半減するっていうか」

飯窪「春ツアーは4月7日に田中さん・生田さんの福岡凱旋コンサートがある。生田さんが『どうしよう…。(田中さんが卒業したら)えり、福岡で1人になっちゃう。これまでは最後の挨拶で田中さんがフォローしてくれてたけど、えり1人になってちゃんと出来るかな…』って言ってた。そのとき田中さんの卒業をちょっと実感した」