ラジオ日本「立川志ら乃のサブカル天国」130326 ゲスト:和田彩花

和田「日本の絵も好きです。源氏物語の絵巻物とか、風神雷神図屏風とか」
志ら乃「じゃあ”狩野派”とか…」
和田「それも勉強してます」
志ら乃「え、歴史も好きなの?」
和田「歴史っていうより、美術史が好きなんです。でも日本については仏像しかよく知らないんです」
志ら乃「”円空”とか?」
和田「円空はちょっとケバケバしててあんまり好きじゃないんです」
志ら乃「あー、わかる。円空は男好みですよね。もうみうらじゅんさんと旅に行けばいいじゃないですか(笑)」
和田「なんかそうやってよく言われます」
志ら乃「仏像の見物記のDVDも出してますよ(笑)」
和田「『古寺巡礼』は読んだんですけどね」
志ら乃「でも、今、円空って言って話が通じたのにはちょっと感動しました(笑)」
和田「最近(円空の美術展)やってましたよね。円空も勉強してたので『あ、円空来てる』って思いつつ行ってないんですけど」
志ら乃「上野の美術館ですね」

 テレビ業界の人、あやちょに気づいてくれないかなー。
 美術関連の内容の番組や企画のとき、あやちょみたいな出演者がいると面白いと思うんけどなー。ちゃんと基礎知識があって、自分なりの言葉で喋れる。しかもとびきりの美少女アイドルがそういう発言をするから意外性もある。
 以前だったら、あやちょの美術知識もまだまだだったしトークも人にちゃんと伝わるトークが出来なかったから、「あやちょがキャストされないとしてもしょうがないな…」って思ってたけど、今のあやちょは美術知識もかなりのものだし、ちゃんと共演者と意思疎通出来たり、聞いてる人に伝わるトークも出来るようになってきてるから、もう「使える」演者になってると思うんですよね。
 あやちょは本人がやれる範囲ではしっかり美術好きをアピールし続けられてると思うので、早く関係者に「見つかって」、ピックアップしてもらえるといいなぁ。

和田「℃-uteさんがパシフィコ横浜でコンサートをするって聞いて、私たちもそういう大きいところでやりたいなって思った。そのためにはスマイレージをもっと広めなきゃいけないと思ってて、そのための一つの案として、スマイレージは楽屋がすっごい賑やかで楽しいから、私が楽屋をこっそり撮ってその動画をアップしようかなとか考えてる」
志ら乃「とりあえず撮るだけ撮っといて、出せるやつを小出しにしようと」
和田「今までは与えられた仕事しかやってなかったけど、自分たちからやっていけるようにって思って」
志ら乃「そんな人間になったんですね(笑)」
和田「そうですね。私も(笑)」
志ら乃「その計画はメンバーには内緒にしてる?」
和田「言ってるんですけど、メンバーはみんな『うんうん…』みたいな感じで、『わかってんのかな?』とか思いつつ」

志ら乃真野ちゃん卒業コンサートはどうでした?」
和田「最初に真野ちゃんがピアノを弾いてる時点で涙が出そうになっちゃって、バックダンサーをした『はじめての経験』を聴いたときにも涙が出そうになりました。けど、必死にこらえました」
志ら乃「自分がハローを卒業するというのは…」
和田「いつか…30年後ぐらいじゃないですか(笑)。でも、真野ちゃんのコンサートを観たら、真野ちゃんがファンの人からすごい愛されてるのが伝わってきて『私もああなりたい!』って思いました。それを真野ちゃんにもメールしたんですけど、帰って来ないんですよ」
志ら乃「(爆笑)」

 あやちょも真野ちゃんも「真面目なメンバーである」というところは共通してるんだけど、別の部分で根本的なキャラが違うから、真野ちゃんに食いついたようなタイプのファンがあやちょにたくさんつくかどうかということで言えば、ちょっと難しそうかなー(笑)。
 でも、ここまでの、特にスマイレージがメンバーの卒業・加入を乗り越えるに至るまでの、あやちょ本人は表に出さない頑張りに気づいて、感銘を受けてるファンも増えてると思うから、真野ちゃんみたいな愛され方も徐々にされていくとは思いますね。
 以前のあやちょファンはルックスに惚れるのに加えて「天然ボケ」「度胸」「不思議少女」みたいなところを面白がる人が多かったけど、今あやちょのファンになる人はそれとは違う”好きになり方”も多いでしょうからね。