今夜もうさちゃんピース 130408 道重さゆみ

 座間公演の途中でれいなが耳の不調でステージから退場して、さゆみたちはパフォーマンスの途中で「あっ、れいながステージ上にいない」って気づいた。
 その後にさゆみとれいなで歌ってる『大きい瞳』があったから、「れいな絶対帰ってきてよ!」って思った(笑)。でも帰って来なくて「うゎ、これはヤバイ…!」って思った。袖のスタッフさんを見ると「頑張って!」っていうジェスチャーをしてて、「マジで(ソロで歌うの)?」って思った。さゆみは自分の役割だけはしっかりやろうっていうタイプだから、自分が歌うところの歌詞は覚えてるんだけど、人のパートの歌詞はあんまり覚えてない。だから「ヤバい…。れいなの歌詞、なんだっけ?」ってなった。
 その日の『大きい瞳』はファンの人が歌ってくれた感じになった(笑)。すっごい大声で一緒になって歌ってくれた。
 そのことについてはほんとに反省して、「これからはちゃんと全員のパートを覚えておこう」って意識を変えた。だから、翌日の公演にれいなが出られなかったときのためにと思って、夜、歌詞を頭に入れた。
 翌日(静岡公演)、れいなは普通にリハーサルをしてて、「れいな大丈夫?」って聞くと「う〜ん…。たぶん大丈夫」って言ってた。でも、れいなが病院に行ったりして、本番15分前にやっぱりれいなは出られないことになった。
 で、スタッフさんの部屋にメンバーやスタッフさんが全員集まって、変更点の打ち合わせをした。照明さんからカメラマンさん・スイッチャーさんまで。さゆみももちろん大変だけど、スタッフさんたちもすごい大変だろうなって思った。それが普通に出来るプロの力にすごい感動した。支えてくれてるスタッフさんたちがこんなにもすごい人で、こんなに恵まれた環境でやらせてもらってるんだっていうのを改めて感じた。
 さゆみも体調管理を油断したりテキトーにしたりせずにちゃんとやって、スタッフさんに迷惑をかけないようにしようと思った。

 小学生のときに自分で書いた『トライアングル』っていう詩が新聞に載って、それから「私、詩のセンスがある!」って思って、よく詩を書くようになった。
 物の気持ちになることが好きだった。ピアノの気持ちになって「痛いよ!なんで私のことそんなに叩くの!」とか(笑)。そういうのにハマってた。

 食べるのが速くて、ソフトクリームを食べてても、他のメンバーはまだ先っちょのほうなのに私はもうコーンに辿り着いてたりとか。ちっちゃい口でゆっくり食べたほうが乙女な感じがするのに、さゆみは食べるのが速くて、それが恥ずかしいから、人と一緒に食べるときは他の人のペースを見ながら食べる(笑)。

 よく雑誌のインタビューとかで「最近モーニング娘。キテるね」って言ってもらえるけど、さゆみは全然そんなことないと思う。「キテる」のキの字もないと思ってる。もっともっと上を目指して頑張りたい。