RIHO-DELI 130623 鞘師里保

鞘師「飯窪春菜ちゃんがすごいファッションで稽古場に来たことがあった。
 ブラウスみたいなのをお腹のところで縛っておへそを出してて、背中がレース状の薄い生地で、胸の周りだけ隠してる短いチューブトップ以外は肌が見えてた。スカートはひまわり柄のミニスカート。
 それを見て、みんな『えぇーっ!』『ウソでしょ?!』ってなって、『それ衣装?』って聞くとはるなんは『違いますよぉ?』って言ってて、さすがにはるなんのファッションはすごいなって思った」
DELI「あなたはどうなんですか?」
鞘師「私、最近ファッションに全く関心がなくて(笑)。まず服を買いに行く時間がないんですよ。そしたら今年の流行りなんかさっぱりわかんなくなって、ついには私が着たい服もわかんなくなっちゃったっていう(笑)」
DELI「もちろん、流行りを追うだけがオシャレじゃないからいいと思うけど、『怠けてませんか?』っていうところですよ」
鞘師「怠けてますよ(笑)」

 りほりほのファッションへの関心が薄れたのは、「もう十分な数の服を持ってるから」じゃないかなぁ。たぶん、普通の女子中学生が持ってる服よりも2倍も3倍も持ってるんでしょう。で、気に入ってる服がすでにたくさんあって、それを着回してれば特に不満はないという状態なんじゃないかなー。
 それって別に普通ですよね。だって、去年好きだった服を今年になったら好きじゃなくなるっていうことはあんまりないし、今持ってる服を着回してて不満がなければ、忙しいスケジュールの合間を縫ってまで「服を買いに行きたい!」とは思わないだろうし。

 それでも更に服を買い漁っちゃう人もいるけど、その場合はその人のほうがむしろ「ファッションに熱心すぎる人」なわけで、りほりほは「普通」だと思うな−。現状、「服のセンスがダサい」とか言われてるわけでもないし。

 DELIくんの言うように「『オシャレ=流行りを追うこと』じゃない」んだから、自分が良いと思う服を着てればいいんじゃないですかね。「毎年流行りの服を買わなきゃいけない」「オシャレに熱心でなきゃいけない」っていう考え方は、オシャレな考え方じゃない気もするし(笑)。