ハロステ 第23回 Berryz工房・小田さくら

Berryz工房七夕ライブ。

 今だから言うと、少し前までのBerryz工房のパフォーマンスは正直「ちょっとダンスに手を抜きすぎてる」ように見えてました(笑)。ここ1年間くらいですかねぇ。
 メンバーが不真面目ということではないんですよ。パフォーマンスをすることに慣れて力の抜き方を覚えすぎてしまって、ちゃんとやってるはいるんだけど躍動感がない状態。ちゃんとやってはいるんだけど「これくらいやっとけば先生からも注意されないでしょ」っていうレベル。パフォーマンスから発せられるエネルギーが足りないと思ってました。

 それが、この七夕ライブのパフォーマンスを見ると、またエネルギーが甦ってるように僕には見えました。これは、シングル『ゴールデンチャイナタウン/さよならウソつきの私』のおかげじゃないかなって思います。このシングルによって「ダンスをみんなで揃えよう」っていう意識が高くなって、その意識が他の曲のパフォーマンスにも波及して、慣れで動いてた部分をもう一度しっかりダンスすることによって躍動感が戻ったのかなーと。
 あと、武道館公演決定というのも、もう一度気合が入り直した一因としてあるんでしょうね。

小田さくら青春コレクション

 もっと野太い声の”ボーカリスト然とした”歌い方をしちゃうかも?って予想してたけど、意外とナチュラルな歌い方で安心しました。今後も、やたらと声を太くする方向に行くのではなく、あくまでも小田ちゃんのナチュラルな声を基本として、クールな曲もかわいい曲も歌い分けられる(どちらの表現も出来る)シンガーでいてほしいなぁ。小田ちゃんは「新垣さんや高橋さんの声が好き」って言ってるから、本人の志向としてどうしても太くて低い声に憧れがちになる危険性があると思うだけに、なおさらに。