RIHO-DELI 131006 鞘師里保

鞘師「私の学校では、毎回5人ずつ学年全員の前で自己紹介をやっていく、という集会がある。ついこの間、その集会でやっと私の番が回ってきた。前日放課後のリハーサルには仕事のため参加出来なかったので、先生から『アドリブで頑張ってね』って言われた。
 翌朝の本番では、他の子は原稿を書いて来たりしてたんだけど、私は「特技のけん玉(けん玉1級)について紹介したいな」っていうことだけ決めて臨んだ。
 私はアドリブのコメントは得意なほう。そういう真面目なコメントに関しては。ウケは取れないんだけど(笑)。
 自己紹介の結果は成功だった。
 モーニング娘。でいるときの喋り方とみんなが学校で発表するときとかの喋り方は全然違うので、原稿を読みながら自己紹介してる他の子たちの棒読み的な喋り方に合わせようと思った。なるべく明るさとか抑揚をつけないように。そう思ってやったみたんだけど、ファンの人たちの前にいる安心感とは違って、学年のみんなの前で喋るのはいつもよりもすごく緊張した。珍しく、マイクを持つ手が震えてた。
 発表が終わった後、みんなから「テレビ見てるみたいんだったよー」「芸能人って感じしたよ」って言われた。