中島早貴のキュートな時間 131123

 武道館公演は「楽しい!」「幸せ!」っていう気持ちもあったけど、「間違えないようにしなきゃ」「段取りを一個一個確認しながら冷静にやろう」っていうちょっと冷静な自分もいた。こんなに℃-uteを応援してくれる方がいるなら、また日本武道館でライブしたいな、もっと大きいところでライブしたいなって思った。
 次に、NHK大阪ホールからホールツアーがスタートして実際コンサートをやってみて、武道館の景色も素晴らしかったけど、一番後ろの方が笑顔で踊ってくれてるのまではっきり見えるこの距離感のホールコンサートも素敵だなって思った。
 『ベーグルにハム&チーズ』を歌ったとき「♪平凡だけど そこがいいのよ」っていう歌詞がすごく胸に刺さった。それはホールコンサートが平凡だとか当たり前だとかいう意味ではなく、(武道館も良かったけど)ホールの距離感でみなさんと盛り上がれるのもいいなって思った。「♪たまには贅沢してみたいけど 今で十分満足よ」ってその通りだなって思った。
 千秋楽のパシフィコ横浜は心の底から楽しかった。武道館のときは「冷静でいなきゃ」っていうのがあったけど、パシフィコ横浜は「もう楽しんだもん勝ちだ」っていうスタンスでステージに上がった。なので、いつも以上にジャンプしたし、パフォーマンスに集中しながらも「一番後ろの方はどういう反応をしてくれてるんだろうな〜?」っていうのも見てたりもした。客席に降りたりもして、そのときのみなさんのびっくりしてる顔を見て、「やってやったぜ」って思った(笑)。
 あのパシフィコ横浜が一体となった感じが最高に楽しかった。『トレジャーボックス』から『SHINES』という流れのときの一体感素晴らしかった。そこだけでもいいからDVDにしてほしいくらい。

 嬉しいなぁ。
 パシフィコ横浜・武道館・パリ公演と、℃-uteにとって大きな達成がたくさんあった2013年で、それを喜んでいるメンバーたちを見るのももちろんファンとして嬉しいんだけど、これまでずっとファンと一緒に積み重ね、練り上げてきたホールコンサートをこうやって大切に考えてくれてるのはそれ以上に嬉しいですね。
 他のメンバーもホールコンサートを軽視するような発言は決してしてないし、同じように大切に考えてくれてるだろうけど、今回のなっきぃのこの『ベーグルにハム&チーズ』に絡めたコメントには格別にグッと来ました。
 あと、ツアーの完成度が最高に高まってるであろう千秋楽がDVD化されない(?)のはたしかにもったいないですね…。

 パシフィコ横浜の楽屋で、リーダーのご飯に砂糖をかけるいたずらをみんなで協力してやった。リーダーはご飯をよそって目の前にあるのになかなか食べなくて、こっちも支度したいのにリーダーのその瞬間の映像を押さえなきゃいけないから リーダーがご飯を食べ始めたのが本番の集合5分前くらいで、リーダーはマイペースなんだなって思った。

 あれ? 舞美ちゃんはラジオで「早くお弁当が食べたかったのに、イタズラの仕掛けのために楽屋に引き止めれて、時間がなくなって慌てて食べた」って言ってたけど…。
 みんなは楽屋から戻ったらすぐにお弁当を食べると思ってたのに、舞美ちゃんは準備(着替え・メイク・ヘアメイク)を先にやって最後にお弁当を食べたってことかな。

 ツアー千秋楽が終わった後、監督や先生たちと「これからの℃-ute」について話し合った。千秋楽の後にはいつもこういう話し合いをする。
 ダンスの先生が「舞ちゃんと千聖は怒られ慣れてるんだよね。愛理は一回注意したら絶対にそこを意識して一発で直してくれるけど、一回注意しても聞き流されちゃうんだよね」って言ってた(笑)。 

 秋ツアーでアカペラをやるって聞いたときは「絶対出来ない」って思った震えた。先生にはたくさん教えてもらった。「自信持ってよ!」ってすごい言われたツアーだったなって思う(笑)。ダンスに関しても、歌に関しても、MCに関しても。「中島はMCでしらけると、すぐにヘタって閉めようとするから、もうちょっとメンタルを強めてほしい」って言われた(笑)。