中島早貴のキュートな時間 140510

 道重さんのモーニング娘。卒業は私たちもその日に聞かされた。このタイミングで卒業する道重さんってかっこいいって思った。
 一人でバラエティ番組に出て行ったり、全然年下のメンバーの中でみんなを支えたり引っ張ったりしてて、その姿を見てるだけで『ほんとに偉い人だな』って思ってた。それで更にここで卒業(を発表する)なんて、尚更素晴らしい人だなって思った。後輩に教えたり注意したりして、ちゃんとモーニング娘。を次の世代に渡す準備をしてたんだなって思った。
 私がもし(道重さんと同じ立場で)あのグループにいたら、(自分たちが新人の頃と)今の後輩とは環境もマネージャーさんも違うから、グループ内のルールも(当時とは)違ってて、「私はダメって言われてたのに、なんでこの子たちは許されるんだろう?」ってすっごいイライラしちゃうと思う。そういうのをイライラせずに後輩に教えていかなきゃいけないから、ほんとに道重さんは大変だろうと思う。
 卒業までの間は、道重さんが心の底から楽しいって思えるようなモーニング娘。生活をしてほしいと思うし、卒業公演は絶対絶対観に行きたい。

 「自分たちが新人の頃に教えられたルールと今の後輩たちのルールが違うことへの納得のいかなさ・苛立ち」っていうのは、同じハロプロメンバーならではの視点ですねぇ。
 具体的にどういうことを指してるのか、なっきぃの話からはよくわからなかったけど。さゆみんはよく「自分たちが新人の頃と違ってブログやFCイベントが出来るのが羨ましい」っていうのは言ってるけど、そういうことなのか、それとも礼儀や人間関係のほうの話なのか。

 ファン目線で言うと、僕が新人の扱いが明らかに変わったなって感じたのは9期の加入のときですかねー。テレビで『まじですかスカ!』のレコーディング風景を見て、「あれ?ハロプロのレコーディングってこんなに優しく和やかな雰囲気だったっけ?」って思っちゃいました(笑)。『ASAYAN』でよくオンエアされてたレコーディング風景の印象が強かったし、その後にちょくちょくオンエアされたレコーディング風景もわりと厳し目な感じだったので、『ASAYAN』当時と同じほどではないにしろもっと緊張感があって新人にとっては厳しいものを予想してたので。
 9期加入以前まではずっと大人なメンバーばかりでの活動が続いてた中に、いきなり小学生・中学生メンバーが加入してきたっていうことで、スタッフさんにしても先輩メンバーにしても自然とそういうスタンスになっちゃったのかもしれませんね。良い意味で「相手は子供なんだから」っていう意識が入って、以前よりも「新人には伸び伸びやらせて、良さを引き出してやろう」っていう方針のほうに幾分シフトした感はあったように感じました。
 そしてそれは、先輩メンバーからしたら「自分たちの頃はもっと厳しかったのに…」っていう思っちゃうときもあるかもしれないけど、新人メンバーが昔よりはビビらずに前に出ていけるようになる、モーニング娘。にとっては良い変化だったと思います。