ラジオ日本「立川志ら乃のサブカル天国」120507 和田彩花・福田花音

福田「Berryz工房さんは”ベリコレ”ツアーあたりから『アイドルの枠を超えたな』っていう感があった。アイドルの枠っていうのは、ニコニコかわいくて歌やトークがそれなりにかわいければいいっていう世間のイメージのこと。Berryz工房さんは表現力や歌やダンスのレベルが高くて、アーティストっていう領域にまで踏み出していってると思う」
志ら乃「でもやっぱりそれは年齢を重ねて出来てくるものもあるんでしょ?」
福田「そうですね。菅谷さんは同い年なのに、表情とかが私達と全然違うんですよ」
志ら乃「ああなりたいんですか?」
福田「なりたいですね。個性はそれぞれなんですけど、表現力の”レベル”では追いつきたいです」

 志ら乃さんが「菅谷さんのようになりたい?」と一歩踏み込んで確認すると、かにょんは「同じことをしたいわけではなく、表現力の”レベル”で追いつきたい」と回答。やっぱりかにょんは考えてることを言語化する能力高いなぁ。

志ら乃「手に何書いてるんですけ、それ?」
福田「”加圧”って。ダイエットのために、加圧トレーニングに興味があって調べようと思って。Yahoo検索ページを開いてるのに何を調べようとしたのか忘れちゃったときの気持ち悪い感じが大嫌いなんです」

福田「あやちょが髪を整えてくれるって自信満々で言ってきたからお願いしたら、昭和のアイドルみたいに前髪がグルングルンになっちゃって」
和田「(笑)。自信はなかったけど『出来るかな』って思って『いいよ、やってあげる!』って言って、やってみたらすごいことになっちゃって」
志ら乃「新メンバーの髪型をやってあげることはないの?」
福田「めいめいがすんごい下手で、なのに人にはやらせてくれない」
和田「(笑)」
志ら乃「それは変なまんまで本番に臨んじゃうってことでしょ?」
和田「結果、マネージャーさんがやってあげるんですよ」
志ら乃「当人はその下手なのでOKって思ってるの?」
福田「諦めちゃってるんですよ。『あ、もう、出来ない!』って」
和田「アイロンをやってあげようとすると『熱い!熱い!』ってすごい騒ぐんです」
志ら乃「アイロンがおでこのところに来るのが怖いわけでしょ?もう押さえつければいいじゃん。歯医者を怖がってる子供と同じで。で、『ハロプロTIME』で流せばいいじゃないですか。大爆笑ですよ(笑)」

志ら乃「『この1年半で変わったことはありますか』っていう質問への和田さんの答えを読みますね。『プライベートでは、前回出させていただいたときは本当に生きるのに必死で、自分の時間はほとんどありませんでした。今は自分の時間も持てるくらい余裕も出来たので、美術の勉強も出来るようになりました』(笑)」
和田「デビューしたばっかりで、何もわからなくて本当に必死でした。初めてのことばっかりで、慣れなくて」
志ら乃「進行表を渡したときに喋るネタをバーっと書き込んでたよね」
福田「忘れちゃうって思って書いてました。自分の中に”その話を忘れちゃったときに代わりに話せる話”すらなかったんですよ」

 デビュー当時はスマイレージみんな大変だったんだろうけど、群馬からの通いのあやちょはその中でも特に大変だっただろうなぁ。
 進行表に話のネタを書き込む話も興味深い。ラジオとかインタビューとかいう類のものに慣れるまでは、そうやって話す準備をしっかりしておかないと難しいんだなぁ。他のハロメンもそういう段階を踏んで、徐々に進行に沿って臨機応変に話せるようになってきたんだろうなぁ。

志ら乃「前回来てくれたときには舞台の話をされてたのかな。『おばあちゃん家のカレーライス』の。和田さんがすぐ寝るっていう話」
福田「みんなでコンビニに行って、メンソレータムを買ってきて目の下に塗ってやってました」
志ら乃「(笑)」
和田「目薬も常に持ち歩いて」
福田「私は出番が終わったらすぐにトイレに駆け込んで、水で顔を洗って次の出番までに戻ってくるみたいな」
志ら乃「すごいなぁ。落語家に『みんなはこれくらい努力してるんですよ』って聞かせてやりたい(笑)」

 そうまでして眠気と闘わなきゃいけないってすごいハードスケジュールですよね…。中学生くらいの頃って元気だから、睡眠時間が少なくても多少は無理が利くものなのに、ここまで追い込まれるっていうことは連日相当厳しいスケジュールだったんだろうなぁ。

 この放送を聴いて、大人と会話するかにょんはいいなぁ、って改めて思いました。かにょんの魅力や頭の良さがよく表れるのって大人と会話してるときなんですよね。吉田尚記さんのラジオにソロ出演したときも良かったし。今回は1年半ぶりの登場だったけど、近いうちにまた志ら乃さんのラジオに出てほしいなぁ。