新垣里沙 卒業メモリアル

田中「舞台『リボーン』の出演が決まったときには『えっ…』って戸惑った。あの頃は9期とも全然喋ってなかったし長く一緒に活動してきたガキさんともあまり喋ったことがなかったから。
 稽古の最初の頃は、演技でガキさんの目を見るときも『えっ、どっちの目を見よう…』って考えちゃうくらい無駄な緊張があった。でも稽古をやっていくうちに、9期がダメダメでそれどころじゃなくなってきて、れいなとガキさんと9期で話し合った。
 『リボーン』をやって良かったなって思う。ガキさんと普通に話すようになったし」
新垣「私も田中っちと目を合わすシーンでは(緊張して)『どうしよ…』ってなってた。出演が光井から田中っちに変更になるって聞いたときは、田中っちと同じことを思ってた。
 舞台っていうのはメンバーに対する信頼や絆がないと作れないものなんだなって、この舞台で改めてわかった。あの舞台は私達にとってすごく意味がある舞台になったんじゃないかなって思う」

 ここまではっきりと「普段の(楽屋とかでは)あまり喋らなかった」って言ったのは初めてかな。

道重「誕生日にガキさんが手作りアルバムをプレゼントしてくれたことがあった。ガキさんからのプレゼントなのに、そのアルバムはさゆみと亀井絵里ちゃんの2ショットばかりだった。さゆみが絵里のことを好きだからそういうふうにしてくれたんだと思う。それを見て『ガキさんはなんて心の優しい人なんだろう』って思った。そのアルバムの最後に『カメはいつも見てるよ』って書いてくれてた」

新垣「さゆみんはカメの卒業を経験してるから、愛ちゃんの卒業が決まってからは私のことを気にかけていてくれた。カメも卒業しちゃって、私も卒業するから、最近『さゆみん、これから大丈夫かな…』って心配になる。でも芯がしっかりしてるし、後輩からも慕われてるから大丈夫かな。
 卒業が決まってからは二人っきりで話すことがあまりなかったから、5月18日までに二人でどっかに遊びに行って話したい。さゆみんもいろいろ考えてるし、周りを見て一番空気を読める人だと思ってるので、一回ちゃんと話したい」

 一番の話し相手のガキさんの卒業だけでなく、おそらくガキさんの次に話しやすいメンバーのみっつぃも卒業しちゃうから、さゆみんと他のメンバーの関係がどうなるのかは気になるところ。
 えりぽんのことも可愛がってるけど、喋り相手って感じじゃないだろうし、喋り相手っていうことで言えばフクちゃんかはるなんかなぁ。はるなんにとっては今はまだ6期の先輩と話すのは緊張するだろうけど、9期10期の中でも比較的さゆみんと歳は近いし、性格的に穏やかだし、話も達者だからさゆみんにとっておしゃべりしてて楽しく感じるメンバーになるんじゃないかなぁ。

 メンバーからのガキさんへのメッセージでわかったことは、ガキさんは困ってるメンバーに話しかけて聞いてあげたり、そのときどきの新メンバーの助けになってあげる人だった、っていうこと。サブリーダーとしてのガキさんのイメージ通りとも言えるけど、これまでは「周りをよく見てグループをまとめてるサブリーダー」っていうほうが多く言われてた気がするので、それよりは少し丸みを帯びたガキさん像かなぁ。

 9期・10期は4人一緒でのメッセージで、ソロメッセージはみっつぃ・れいなちゃん・さゆみんだけ。ま、これはこれでいいかな。あんまり『卒業メモリアル』DVDで喋っちゃうと卒業セレモニーで言うことなくなっちゃってもいけないし(笑)。これまでのビデオメッセージよりは物足りないけど、本来はこの程度でもいいのかも。さゆみんだけはガッツリ喋ってたけど、さゆみんならまだまだ引き出しがあるだろうからOK(笑)。