今夜もうさちゃんピース 120514 道重さゆみ・新垣里沙

モーニング娘。『歩いてる』

新垣「カメには、卒業発表するちょっと前、一緒に食事してるときに卒業のことを伝えた。『あ、そうかー。卒業するかー。10年もやってるからねー。おめでとう!』みたいな明るい反応だった。卒業のことはカメとは相談してない。相談してた相手は愛ちゃんくらい」

新垣「ハロコンで卒業を発表したとき、愛ちゃんが2階の一番前の席で一人で『よく言った!』みたいな感じですごい手を叩いてたらしい」
道重「愛ちゃんはそれやると思う(笑)。春ツアーの千葉公演に来てくれたときも、私が『涙ッチ』のラップパートでめっちゃリズムが走っちゃったとき、愛ちゃんがPA席のところで『速いよ!速いよ!』って言ってたんだって(笑)。コンサートが終わってから愛ちゃんに『今日歌でリズム走っちゃいました』って言うと、『”涙ッチ”はびっくりしたけどね。アハハハ』みたいな軽いノリだった。でも後でスタッフさんから『高橋のリアクション、まじでヤバかったよ』って言われた(笑)」
 新垣「あそこまでPA席で踊る人も初めてじゃない?隣で見てた先生も当たらないようにちょっと避けてたもん(笑)」

道重「ガキさんが『笑顔に涙』を歌ってるときにいつも袖で見てるんだけど、ガキさんは間奏でこっちに手を振ってくれる」
新垣「さゆみんが間奏でこっちに手を振ってくれてるから、あれが嬉しいんですよ」
道重「さゆみもバックダンサーで出たいってスタッフさんに言ったんだけど、『あれは9期10期がやるからいいものなんだ』って言われて却下された。でもなんか悔しくて、袖で参加してる気持ちなんです(笑)」

 このシーンは次のDVDマガジンに入れてほしい。

さゆみんからガキさんへの手紙■
ガキさん・さゆみ・絵里の3人ではしゃいで馬鹿笑いしてたこと、楽しかったなー。お腹が痛くなるくらいまではしゃいでた。
 ガキさんといると、さゆみはたくさん笑ってる。
 モーニング娘。に入ったばかりの頃にガキさんからもらった手紙を久しぶりに読みました。泣いてたさゆみを気にしてわざわざ次の日にお手紙をくれて、すごく嬉しかった。
 さゆみが初めて後輩が出来て悩んでたときも、お誕生日にお手紙をくれました。そうやってこの10年間、たくさんガキさんに支えられてたんだなぁって改めて実感しました。
 これは最後だから言うけど、生田がガキさんのこと好き!って言ってて少し悔しかったよ(笑)。さゆみもガキさんが大好きです。
 あと、メンバーで唯一さゆみのことを”さゆみん”って言ってくれて嬉しかったです。ありがとう」

 ガキさん、泣いたかぁ。こういう場面では極力泣かないようにしてるガキさんだけど、さゆみんに目の前で手紙を読まれたらこらえきれないよね…。

ガキさんからさゆみんへの手紙■
さゆみんとはくだらないことでお腹がよじれるくらい笑ったり、ライブ前にふざけて笑ったり、さゆみんとなんにも考えずにただ笑ってるあの時間、大好きだったな。。
 さゆみんはたまに思ってないことを言っちゃったり、『人に流されやすいんです』って言ってたでしょ?だから本当は心配だったけど、さゆみんは必ずいつも自分で気づいてしっかり戻ってくるから、これからも自分を信じて進んで行ってほしいな。
 さゆみんはなかなか人に言えなくて一人で抱え込んでしまうから、何かあったら誰かにすぐ言うんだよ?ストレス溜めないようにね。私はさゆみんにたくさん支えてもらっちゃったから。見てないようですっごい見てて、私の心をいつも知らない隙に読み取られてるような感じで、そっとそばに来てくれるさゆみんの優しさに私はたくさん助けられました。ありがとう」

高橋愛からのメッセージ■
ガキさんがリーダーになって、その後で一緒にごはんに行ったときに、『変わったな』って思う部分があった。リーダーという立場がそうさせるのかもしれないけど、メンバーの話をしてるガキさんを見て『わぁ、リーダーだな…』っていつも思ってた。
 もうすぐ一人になるから不安もあると思うけど、モーニング娘。として10年以上活動してきて、今までガキさんが頑張ってきたことを知ってる人たちがついてきてくれるし、私もそばにいますから、一緒に頑張っていきましょう!卒業おめでとうございます」

新垣「愛ちゃんが卒業するのは不安だったけど、卒業前に感じてた不安が、実際は愛ちゃんが卒業してからは自然となくなっていった。だからそのときに『あ、大丈夫なんだな』って思った。先輩や同期がいなくなるのは不安なことだけど、後輩の頼もしさっていうものが今回でわかった」
道重「ガキさんが伸び伸びやってる姿がすっごいかっこよかった。プレッシャーを感じてるように見えなかった」
新垣「そうなの。逆に全然だった。だから(なってみたら意外と)平気なんだと思う」
道重「なるようになるってこと?」
新垣「今から考えると『あぁどうしよう…』って思うんであって、ちゃんとなるようになるんだよ」

 僕も「なるようになる」って思ってる。ただ気がかりなのは、みっつぃまでもが卒業することになっちゃって、さゆみんの話し相手がいなくなっちゃうっていうこと。ガキさんにはさゆみんがいたけど、さゆみんには同世代にはもうれいなちゃんしかいなくなるからなぁ。さゆみんはたぶんガキさんよりもずっと”話す””おしゃべりする”ことでメンタルを保ってる人だと思うし。
 ノリの近そうなフクちゃんやはるなんあたりともっと距離が縮まって気兼ねなくしゃべれるようになるか、マネージャーさんに仲の良い人が出来るかすればいいんだけど。