今夜もうさちゃんピース 121217 道重さゆみ

 秋ツアーは私がリーダーになって初めてのツアーということで、「道重がリーダーになってからコンサートの勢いが落ちたよね」とか言われたら嫌だなっていう気持ちがあった。でもそんなことを口に出してグチグチ言いたくないっていう気持ちもあった。「不安な気持ちを聞いてほしい」っていうのと「こんなことは人に言うことじゃない」っていう2つの気持ちがずっと戦ってた。
 結局、後輩のいる前で「不安だったんです」とか言うのも良くないなって思って、今回のツアーではそういう不安さを見せないようにしようって思った。『うさちゃんピース』でもそういうことは言わないようにしてた。ウフフッ(笑)。
 地元山口でのコンサートがあって、そのときも「楽しいことだけを口に出そう」って思ってた。そしたら、足を攣っちゃって2曲くらい出られない事態になっちゃった。それがすごい悔しくて、友達やおじいちゃんおばあちゃんが観てるのにそんなことになってしまって、悲しくて、最後のMCのときに久しぶりに本音を話した。
 そのときに、「自分の気持ちを隠そうとするほうが、応援してくれてる人に失礼だな」って思った。喋ったほうがさゆみが楽になれるから、自分のためっていうのもあるかもしれないけど、さゆみの気持ちを聞きたいって思ってくれる人がいるんだからちゃんと言っていこうって思った。
 後輩がいる前では、後輩の気持ちに影響しちゃったらいけないからそういうことは言いにくいんだけど、『うさちゃんピース』とかの1人のときには言っていくようにしようって思った。

 寝るときはユニクロのワンピースのパジャマを着てる。丈は膝ちょっと上くらいで、肌触りが気持ちいい。それを柄違いで4枚くらい持ってる。
 一時期パジャマに嵌って、かわいいパジャマをいっぱい買ってたんだけど、やっぱそういうのって着ない。うさぎの耳なんかついてたら寝づらくってしょうがない(笑)。

 鞘師の足の爪がかわいい(笑)。れいなは「鞘師の足の爪、ぶさいくやねー」って言うんだけど、なんていうか、爪がすごくちっちゃいんですよ。皮膚の部分に対して爪がすごい小さい。

 石田はすごい気を使ってくれる子なんだけど、こっちからも気を使われてるのがめっちゃわかる。そうなるとこっちも石田に気を使っちゃうから、お互いが気を使ってる感じになっちゃう。もうちょっとフレンドリーになれたらもうちょっと楽しい関係になるのになーって思う。

 石田は立ち位置がセンターにくると、頑張ろうとしてる姿勢が見えるところがかわいい(笑)。石田はそれを口には出さないんだけど。
 佐藤は口に出して「わぁー、まーちゃんセンターだー!」とか言ってるんだけど、石田は口に出さない。でも、ビデオを見返すと頑張ってる跡がわかる。

 石田は最近”寒いキャラ”みたいなのが定着してきてて、それが良いのか悪いのかはわからないけど(笑)、モーニング娘。って面白いなって思う(笑)。
 石川さんが初代寒いキャラで、それを絵里が引き継いで、それ以降は寒いキャラはいなかったんだけど、次は石田になるのかなーっていう感じ。石田って、喋ると本当に寒いんですよ(笑)。あれは何なんだろう? 普通に、普通のことを言うんですよ。生田は「KYなこと言います!」っていう空気があるからまだいいんだけど。石田は言われて「はぁ。なるほど…」としか言いようがないことを言う(笑)。
 それにどう対処していいかわからなくて、さゆみも「どうしよ、どうしよ…!」ってなるんだけど、最近はれいなが石田のキャラを理解してちゃんと拾ってくれる。そういうのを見ると、れいなも良い方向に行ってるなって思う。今まではそういう話の中に入ってこなかったし、10期と仲良くしてる姿を見ると、楽しいんだろうなぁって思う。
 今まではれいながプライベートであんな顔して笑うなんて知らなかった。れいなと10年一緒にいて、れいなは今が一番たくさん笑ってると思う。今まではれいなは一匹狼タイプなんだと思ってて、朝とか眠そうなときや機嫌が悪そうなときには喋りかけてほしくないんだろうなって思ってた。でも10期と嬉しそうに戯れてる姿を見て、「あ、そうじゃなかったんだな」「れいなもずっとこうしたかったのかな」って思った。そう考えると、れいなに「今までごめんね」っていう気持ちもあるし、れいなの殻を破ってくれた10期に感謝の気持ちもある。
 れいながここまでグループに残ってそういう姿を見せてくれたこと、さゆみがそれを横で見ていられたことがほんとに良かったなって思う。

 れいなちゃんのことに関しては昨日の更新で書いたので省略(笑)。
 亀井ちゃんって、さゆみんの位置づけではて寒いキャラだったの…? 僕の中では「寒い」っていうよりも「変」なんだけど(笑)。「変で面白い」。
 石川さんやあゆみん、あと熊井ちゃんとかみたいに「その寒さを味として楽しむしかない」っていうんじゃなくて、亀井ちゃんの場合はあの独特の感性で(笑)自分で面白い域にまで持っていってたような気がするから、寒いキャラとはまたちょっと違うんじゃないかなーって感じです。

 生田は寒いキャラとはまたちょっと違う感じ。空気が読めなかったんで、それで周りが「うわっ…」ってなる感じ。

 さゆみに抱きついてくるメンバーは佐藤と鈴木。あるとき、メンバーに後ろから抱きつかれて、肌の感じと遠慮がちな抱きつき方が佐藤じゃないなって思って、「誰…?鈴木…?」って思ったけど鈴木ともなんか違ってて、初めての感覚だった。
 「誰…?」って言って見てみたら小田ちゃんで、びっくりして「どうしたの…?」って言うと、小田ちゃんは「私今メンバー全員に抱きつくっていうノルマを課してるんです」って言ってた。「私何番目?」って聞くと「道重さんが最後です。私、道重さんのファンなんでなかなか抱きつけなくって」って。
 いつからか後輩たちがさゆみのことをすごい持ち上げてくれるようになって、最近「かわいい」って言われすぎるから、自分ではあまり言わなくなっちゃった。今までは誰も言ってくれなかったから自分でいうしかないっていうことで言ってたけど、たまに「私かわいい」っていうと後輩たちが「ほんとにそう思います」って言ってくれるから逆に恥ずかしくって。

 肌触りでメンバーが判別できるさゆみん(笑)。

 たしかに、最近さゆみんを賞賛する後輩が多くなった気がしますね。これはどういう現象なんだろう?
 おそらくさゆみんが”「かわいい」と言ってはいけない存在”から”「かわいい」と言っていい存在”になったんでしょうね。
 ちょっと前までのさゆみんは、ハロプロの中でもアイドル性の強いメンバーで、女性受けするファッションをするファッションリーダー的存在なわけでもなく、性格も悪いイメージのほうが強かった。こういう人は、たとえルックスがかわいくても「かわいい」とは言ってはいけないことになってるんでしょうね。
 今のさゆみんは、アイドル性は強いままだけどそれもポリシーを持ってやってることだってだいぶわかってもらえてるだろうし、性格についてもそんなに悪いイメージではなくなった。だから、「かわいい」と言ってもいい存在になった。「かわいい」は「私はそれに好意を持ってる」という意味だから。

 ……いや、これ違いますね(笑)。こんな「女性が女性に『かわいい』と言ってもいい条件」についての一般論なんか的外れだ(笑)。後輩はリハーサルや楽屋裏での素のさゆみんも見てるんだから。

 まず、そもそもさゆみんが「後輩から『かわいい』って言ってもらえなかった」っていうのが自虐ネタだったり謙遜だったりする可能性が大、っていうのはありますよね。なっきぃは昔から「道重さんのルックスが好き」って言ってたし、スマイレージもラジオで絶賛してた気がするし、ハロメンがブログでさゆみんのことを賞賛してたのならそれこそ何回も見たことあるし。
 次に、ベリキューのメンバーとも付き合ってきた年月が長くなってきたこと。昔よりもベリキューメンバーといろいろ話せる間柄になって、それでベリキューメンバーからも「かわいい」とか言いやすくなった。
 あと、一番大きい理由は「単純に後輩の人数が増えたこと」(笑)。しかも同じグループ内に。今でこそ9期10期が普通にお互い「かわいい!」とか言い合ってるけど、そんな年の近いメンバー同士で「かわいい」とか褒め合うのって、つい最近の現象ですよね。5期6期の間ではそんな風潮なかったですし。やっぱり普通は、年の離れたメンバーほど「かわいい」って言いやすいと思います。年上から年下に「かわいらしい」という意味で言うのも、年下から年上に「ルックスに憧れる」という意味で言うのも。
 そんな、自分たち同士でも「かわいい!」とか言い合っちゃうような9期10期が入ったことが、さゆみんにとって一番大きな変化だったんじゃないかなー。

 小田ちゃんはモノマネが上手い。スマイレージの和田ちゃんのモノマネも上手いし、さゆみやフクちゃんのマネも出来る。さゆみやフクちゃんのモノマネって難しいと思うのに。「ハロー!プロジェクトのこの人やってみて?」って言うと、誰のモノマネでも出来ちゃう。小田ちゃんは「好きだから研究してたんです」って言ってた。OGのマネも出来るし、好きでなければここまで出来ないだろうなって思う。

 MCのとき、ファンの人が聞く体勢になると焦って早口になっちゃうのが普通なんだけど、小田ちゃんはそういうときでも焦らないところが偉い。
・妄想セクシーワード「困ったちゃん」