今夜もうさちゃんピース 100925 道重さゆみ

■今夜もうさちゃんピース 100925 道重さゆみ

 毎回、コンサートツアーのリハーサル初日にスタッフさん含めてみんなで輪になってミーティングをする。そのときに一人ひとりツアーの抱負を言わなきゃいけないんだけど、今回は全然考えてなくて、直前に焦って考えた。
 前回の自分に課した目標が「冷静に」で、あまり守れてなかったと思うので、今回も「冷静に」にしようかと思ったけど、それだと手抜きしてるみたいで印象が良くないと思ったので却下。
 今回は「極力、文句や弱音を言わない」という目標にした。基本的に弱音やネガティブなことを言っちゃう事が多いので。「極力」というフレーズは、つい弱音を吐いてしまったときのための保険。これで、あくまで努力目標ですよ、とかわすことができる。

 「ザ!世界仰天ニュース」でMr.マリックさんのマジックの演出からニコラス・ケイジさんがサプライズで登場するという趣向があった。ニコラスさんのことは名前だけ聞いたことがある程度だったので、登場してきたときは誰だかわからなくて、Mr.マリックさんの用意したエキストラさんかと思った。エキストラさんだと思ってるまま握手して、その後で映画の紹介VTRを見てやっとハリウッド俳優なんだってわかった。
 翌日、愛ちゃんに「ニコラス・ケイジさんと共演して、握手してもらった」って言ったら、「すごい!手触らせて」って言われて、愛ちゃんと握手できた。ニコラスさんに感謝。

愛ちゃんw。「(握手した)手触らせて」っていつの時代のミーハーなんだよw。
誰だかよくわからないニコラスさんと握手したさゆみんだけど、後に愛ちゃんの手を触れるというラッキーがあってよかったねw

 6期ディナーショーのリハーサルのとき、「蝉」を気持よく歌いあげたところでマネージャーさんが駆け寄ってきて「今の音程ほとんど外してるの気づいてる…?」って言われた。「途中ちょっと持ち直したけど基本的に全部違う」って。気持よく歌い上げた後にそんなことを言われたから恥ずかしかった。このままではやばい。
 その後、練習したところ、最初の音を外したらそのまま間違えたまま行ってしまうことがわかった。でも、最初の音さえわかればなんとかいけるということもわかった。そこでピアノで最初の音を出してもらって、その音を小さい声でキープしておいて、そこから歌いだすという手法で乗り切った。本番が終わって、マネージャーさんも「大丈夫だった。安心した」って言ってくれた。

 修正が効かないのは怖いなぁw。しかも自覚症状がないw。すぐにマネージャーさんが駆け寄ってきたっていうあたりが事態の深刻さを物語ってますねw。
 本番を聴くかぎり、そんなことは全然感じなくて、回を重ねるごとに安定していった印象でした。所々不安定な箇所もありましたが、トータルでは満足できる内容でしたね。ピアノもそういうアレンジだって思って聴いてるから、さゆみんのために最初の音を出してたなんて全然気付かないし。
 でも最初の音があれば歌えるってことは相対音感はちゃんとしてるわけで、それなのに最初の音を外したら修正が効かなくて自覚症状もないっていうのは不思議だなぁ。相対音感はあるんだから、オケに合ってないっていうのは気づけると思うんだけど…w。

 マンガ雑誌のアイドルのグラビアを切り取ってファイリングしてる。「BOMB」も買ってるけど、他のグラビアよりサイズが小さくて自分のA4ファイルに合わないから、「BOMB」ファイリングせずに一冊そのまま保管してる。

 マジヲタすぎるw。「グラビアをファイリング」ともなると、一般のファンの中でもかなり濃いファンしかやらないのでは?

道重さゆみ 大人の主張」〜アイドル〜
 「自分なりのアイドル像を演じきってるアイドル」と、そうじゃなくて「自然体なアイドル」の二種類に分かられると思う。前者はさゆみ、後者は絵里や愛ちゃん。 以前は「演じきってるアイドル」が好きだったけど、最近は「自然体なアイドル」に憧れるようになった。「自然体なアイドル」の魅力は『親しみやすさ』だと思う。 さゆみは発言するときに「こういう風に言ったほうがいいだろうな」って前もって構成するから、自然なアドリブの良さに欠けてるんじゃないかって思ってる。こう言ったほうがウケるだろうとか、ツッコミを想定しつつボケを言ったりとか。
 アイドルを見てるときは現実を忘れられる。いろいろ想像して楽しめる。アイドルは青春。
 でも、なんだかんだ言っても、アイドルの究極的な魅力を挙げるとすれば「かわいさ」だと思う。「演じきってるかわいさ」も「自然体のかわいさ」も。
モーニング娘。「泣き出すかもしれないよ」
・妄想セクシーワード「うなぎパイ

 僕の印象の中では、さゆみんは「自然体なアイドル」ですね。モーニング娘。でいるときや、ブログやラジオでは結構自然体ですからねー。ラジオで舞台裏の出来事からプライベートなことまであんなにペラペラ喋っちゃう「演じきってるアイドル」はいませんw。ってそもそもこのアイドル論自体が「演じきってるアイドル」のそれとしては全然ふさわしくないw
 たしかにソロでテレビに出てるときのさゆみんは「演じきってるアイドル」タイプですが、それでも完全に演じきってやろうっていう感じではなくて、無防備な素の部分も簡単に出しちゃってますからねぇ。
 最後に「アイドルをいろんな側面から語ることは可能だが、結局一番核となる魅力は『かわいさ』である」と言い切れるさゆみんに感心しました。アイドルファンではありますが当事者でもあるわけで、なかなかこうは言い切れない人も多いんじゃないかなぁ。
 ただし、こういうふうに言えるのがタレントとして良いのかどうかはまた別の問題。その人の目指す方向にもよります。『かわいさ』に反発してそれ以外の技量を磨いていくことで大成していくタレントもいるでしょう。
 さゆみんの場合はこういう「アイドルということに自覚的な側面」が活きてくるんじゃないかと思いますね。自虐ネタも厭わず、それをユーモアに変換していけるセンスを持ってますから。