今夜もうさちゃんピース 101113 道重さゆみ
お父さんへの感謝のメールを考えるっていう「今うさピー」の企画の後、実際にお父さんにメールを送ってみたら、その日の24時過ぎに返信が来た。
お父さんからの返信の内容は…
「さゆへ。さゆが出演するテレビを観て楽しんでいるよ。だけど宇部から外に出て生活するからには、家族の援助なしで自活できるように努めること(いつも言ってることの繰り返し)。
それから、メールアドレスを変えることはそのときには必ず連絡するように」
せっかく感謝のメールを送ったのに、いつも言われてるような内容のメールが返ってきたのでがっかりしていると、その13分後に…
「追伸。さゆへ。お母さんと何か話したのかどうかは知らないけど、お父さんのことを気遣ってメールしてくれたのはGOOD!!」
『SONGS』のBメロのさゆみと小春とリンリンで歌ってるパートのところで、さゆみの声ばかりが目立つようなバランスになってたから嬉しかった。さゆみの声が『SONGS』にマッチしてると判断してもらえたんだなって。
ところが『SONGS』のリハーサルのとき、小春が「このBメロって小春の声しか聴こえないっすよねぇ?」って言ってきた。小春があまりに目を輝かせながら言うので、否定することもできず「そうだね」って話を合わせると小春はルンルンで上機嫌になった。
自分も「まいっか」って思ったし、小春の自信にもなっただろうから、あれが一番良い応え方だったんだろうなって思う。
これはさゆみんの耳のほうが正しいような気が…w。小春ちゃんに話を合わせて「丸く収まったからこれでいい」っていうのが良い態度なのかどうかは知らないけど、僕はそんな平和主義なさゆみんが愛しいですね。
『青春コレクション』のリリースの頃、おじいちゃんの癌が発覚した。すごくショックだったけど、周りには話さなかった。お母さんの前でも泣けるタイプじゃないので、夜独りで寂しいなっておじいちゃんを想ってた。
おじいちゃんは、その後検査を受けると奇跡的に癌から回復していたらしい。お医者さんも「こんなケースは初めて」と驚いていたとか。そしてその頃ちょうどブログに嵌ってるときだった。ケータイをずっと離さずに持ってる状態。
メンバーと一緒にいる時間を大事にしなきゃいけないのはわかってたし、ブログを義務としてやっちゃったり、ブログを一番に考えたらダメなのも理屈としてはわかってた。それはわかってはいたんだけど、すごい反響をいただいたりGREEで1位になったりして、それを維持したいという気持ちで、ブログにのめりこんでた。
さゆみの後にれいなもアメブロでブログを始めて、アクセスランクで1位を取った。メンバーは普段からアメブロを見てた人が多くて、れいなはみんなからそのことで祝福されてた。GREEでさゆみが1位を取ったときはメンバーは気づかずに祝福してくれなかったのに。それでれいなのブログには同じメンバーとして嬉しさもありつつ、すごい嫉妬した。不必要なプライドが湧き起こって、ますますGREEでの1位を継続したいっていう思いが強まっちゃった。それで絵里が話しかけてくれても、ブログに熱中してて、上っ面の会話で応じるようになった。それでも絵里なら言葉にしなくても自然とさゆみの気持ちをわかってくれるんじゃないかと思ってた。ブログに対する思いや、おじいちゃんの癌の知らせでさみしい気持ちを。それに8年一緒にいるんだし、こんな1,2ヶ月のことでは関係は壊れないだろうって。
そうやって絵里にさゆみの抱えてることを伝えないでいるうちに、さゆみと絵里はすれ違い始めた。ついつい、さゆみだけが頑張ってるような気になっちゃう。「バラエティ番組に出て嫌われてでも頑張ってるのに」とか。ずっとブログをやりたいって言ってたのは、そのときどきですぐに本当の気持ちを知ってもらえる場がほしかったから。「バラエティ番組の中の道重さゆみ」じゃない、本心を伝えたかった。それをスタッフさんに伝え続けて、やっとブログを始めることが出来て、すごく嬉しかった。
なのに、さゆみの後に、テレビに出て嫌われてるわけでもないれいなやガキさんや愛ちゃんが次々とブログを開設することになって、悔しかった。ガキさんやれいなが前からブログをやりたいって言ってたのは知ってたけど、自分が切実な気持ちでずっとお願いし続けて、やっとブログをすることができた経緯を考えたとき、うまく納得することができなかった。
後から始めたれいなのブログが1位になったとき、さゆみも一緒になって祝福してたけど、心のどこかに悔しい思いがあった。そんな自分がバカみたいに思えた。なんで同じモーニング娘。メンバーなのに心から祝福してあげてないんだろうって。そんな中でも、心の支えになってたのはブログで、「とにかく1位を継続してやれ」っていう気持ちで更新しまくってた。するとある日、絵里が長文のメールで絵里の気持ちを書いて送ってくれて、自分の過ちに気づいた。今思えば、絵里から言ってくれるのを待ってたんだと思う。自分から言えば良かった。
その後、絵里におじいちゃんの癌のこと、その癌も治ったこと、ブログのことも話した。絵里は「自分の大事な人の親族が無事で本当に良かった。(さゆのソロでの活動については)さゆが好きな人はちゃんとわかってくれてると思うよ」って言ってくれた。
絵里が改めて気づかせてくれた。自分の気持ちを伝えたくてブログを始めたのに、1位を取りたいとか他のメンバーがどうとか何を気にしてたんだろうって。さゆみのファンの人はちゃんと長い目で見てくれてるんだって。
絵里は近くにいて一番さゆみのことをわかってくれてるんだなって思った。卒業しちゃうのやだなー。
・「行列のできるさゆみん裁判所」
・モーニング娘。「リゾナント ブルー」
上記の文章は要約です。文字起こしはこちらのサイトがやって下さっています↓
NO MUSIC NO LIFE
http://www.mypress.jp/v2_writers/yu_ri/story/?story_id=1951105
さゆみん、凄いわ。なかなかここまで正直に喋れるもんじゃない。改めて尊敬します。
そしてさゆみんが信頼できる人だってこともよくわかる。嫉妬心も自分のことをわかってもらえない歯がゆさも評価を得たいっていう功名心も全部隠さずに打ち明けてくれるから、逆に「嘘がない」ことが伝わってくる。そしてさゆみんはそんな本心をわかってもらえない悔しさや嫉妬心に捉われてた自分をちゃんと認識して、反省した経緯をこんなに率直に話してくれてる。
れいなちゃんのブログの成功を祝福しつつも、悔しさも感じてて、そんな自分を自己嫌悪するってあたりは、もうほんとにいじらしいw。
自分から問題解決に動いたカメちゃんもかっこいいですね。さゆみんが常々言ってるとおり、考えるべきところはちゃんと考えてる人です。卒業後もさゆみんの相談相手になってあげてほしいなぁ。っておそらくそうなるでしょうけど(笑)。
カメちゃんが卒業したらどうなるんだろう。僕としては、みっつぃーに期待したいところなんですけどね。愛ちゃんとガキさんはすごく人は良いんだけど、ストレートなタイプの人だからなぁ。みっつぃーとさゆみんが支えあえば上手くいくと思うんだけど、みっつぃーはれいなちゃんとの関係もあるし、なかなか難しいところですね。やっぱ今回の経験を生かして、悩みがあるときは比較的親しくしてる愛ちゃんかガキさんに素直に伝えてみるのが一番ですかね。
何にしても新生モーニング娘。が現体制のようにさゆみんにとって居心地の良いグループになることを願うばかりです