モーニング娘。ジュンジュン・リンリン 卒業メモリアル

JJ「亀井さんは『ジュンジュンの日本語が周りに伝わってないな』って思ったとき、必ず本当はどういうことが言いたかったのかを聞いて確かめに来てくれる。それで私も誤解を少なくすることが出来て助かったし、亀井さんはそんなふうに私のこと(私の人間性)を100%信じてくれる特別な存在」
LL「亀井さんは春の風のように私を癒してくれる存在」
JJ「私の家に来て、一緒にご飯を食べていたときの亀井さんが忘れられないなぁ。亀井さん、食べた後すぐ寝たもんね!片付け一切なし(笑)」

 ここでも語られるカメちゃんの思いやりある人間性。本物だなぁ。そしてすぐ寝るグウタラさも(笑)。

JJ「光井さんは気を遣っていろいろお世話してくれる優しい人。私の拙い日本語をわかってよくフォローしてくれた」

 ジュンジュンの通訳をするみっつぃーという構図は、もはや「面白い」領域に入ってましたね。「みっつぃー、すげー」っていう(笑)。

JJ「田中さんは最初目を合わせられないくらい怖かった」
LL「私がはじめてのPV撮影で、メイキングのカメラが回ってるところに行くのに躊躇してると、田中さんが私の手を引っ張ってカメラの前に連れて行って、私のことを紹介してくれた。メンバーみんなが疲れてるとき、私がいつものノリで変なことをいうと、他のメンバーはスルーしても田中さんだけは必ずツッコんでくれるから嬉しい」
JJ「ちゃんとカメラの前に出てアピールしなきゃダメだってことを教えてくれたのが田中さんだった」

 ジュンジュンは愛ちゃんやさゆみんと口論になったエピソードもあったし、物怖じしないっていうイメージがあったんだけど、れいなちゃんに関しては「目を合わせられないくらい怖かった」んだなぁ(笑)。ちょっと意外。

JJ「(道重さんと髪型とかがかぶったときに口論になってしまったのは)道重さんが謝る必要はないと思う。私にも『たまたま道重さんと同じだっただけなのに、なんでダメなの?』っていう反抗的な部分があって、わかっていてやってたときもあった」
LL「道重さんが『腹白い』ことは知ってますよ」

 口論の件についてこの場を借りて謝るさゆみん。しようと思えばウヤムヤにも出来たのに、きっちり謝っておくさゆみんは偉いですね。
 それに対してのジュンジュンの返答も率直で正直で、素敵です。

JJ「加入当時はガキさんが私のすることに対してあまりにも注意してくるから、私のことが嫌いなんじゃないかと思ってた。長く一緒に活動するうちに、私の良くない所を直してくれてるんだっていうのがわかった。最近、ガキさんが全然注意してこなくなったから、私に興味がなくなったのかと思って『なんで最近私に注意してくれないの?』って聞いたら、『あんたもう3年もやってるんだから言われなくても大丈夫でしょ(笑)』って言われた」

 小うるさい先輩として後輩に注意するガキさん。「ハローチャンネル vol.2」のインタビューでで愛ちゃんがガキさんから「何で(自分の気持ちを)言ってくれないの?だから私が言うしかないじゃない」って言われたって書いてありましたね。
 ジュンジュンの『なんで最近私に注意してくれないの?』はいいなぁ。この一言が、今の良い先輩後輩関係を象徴してる。

JJ「新人の頃、現場で全然ダンスの復習をせずにずっとメイクばかりしていたときに、愛ちゃんに怒られた。自分は前日の夜遅くまでちゃんと復習していたのに、それなのに怒られたから、私も反発して言い返した。すると愛ちゃんに『ジュンジュンのことは信じてるけど、新人だし裏で努力してるかどうかはまだわかってもらえない。現場に入ってからもちゃんと練習するという態度でいなければならない』と涙を流しながら言われた。すごく大事なことを言ってくれてるんだと感じた。その後、愛ちゃんと一緒に泣きながらダンスの練習をした」
JJ「愛ちゃんにはもっと愛ちゃん自身のことを考えてほしい。周りのことばかり考えずに、愛ちゃん自身に優しくしてあげてほしい。人のためにじゃなくて、自分自身のために何かしてほしい」

 愛ちゃんはもうこのパターンですね。話し合って、一緒に泣いて、いつしか絆が出来てるっていう(笑)。それと普段からのメンバーの見本となるような姿勢とで、ちゃんと愛され信頼されるリーダーになってるのがすごいです。
 ジュンジュンの「愛ちゃんはもっと自分のために生きて」っていうのはもう3回は聞いたなぁ。この卒業メモリアルとたしか「ミュージャック」で2回。ジュンジュンが特に「愛ちゃんはグループに身を捧げてる」ように感じるっていうのは中国人だからなのかな。

JJ「思い出の曲は『Do It!Now』。でもほとんど歌ったことがない。『シングル大全集』ツアーのときにはやったんだけど、ほとんど愛ちゃんのソロだった。もしイベントとかで歌える機会があったら歌いたい。こういうアダルトでかっこいい曲が好き」
LL「思い出の曲は『青空がいつまでも続くような未来であれ』。『プラチナ 9 DISCO』でアレンジバージョンを歌わせてもらった。コンサートでのはじめてのソロで、気持よかった」

 『Do It!Now』は亀井ジュンジュンリンリンのバスツアーで歌えたようで、良かったですね。リンリンが歌い上げた『青空がいつまでも続くような未来であれ』は『プラチナ 9 DISCO』でのグッドサプライズのひとつでした。