BZS1422 130609 徳永千奈美・熊井友理奈 ゲスト:美優(ファッションモデル)

 ゲストはファッションモデルの美優さん。
 正直、今までで一番聴いてて苦痛な回でした(笑)。つらかった原因は、まずはゲストを迎える側の千奈美ちゃんと熊井ちゃんがあまりにも拙すぎたこと(笑)。特に熊井ちゃん。憧れの美優さんに会うことを楽しみにして事前に考えてきたらしい質問が、ありきたりにもほどがある(笑)。
 でも、そんなのはいつものことなので(笑)、今回が特に苦痛だったのはなぜか?と考えてみると、たぶん僕の中で「モデルさんを崇拝する気持ちが全然わかんない」からだろうと思いました。

 「僕が『女の人がモデルさんを崇拝する気持ち』を理解できないのはなぜ?」ということから、「じゃあ、女の人にとってのモデルさんは男の人にとっての何かな?」って考えてみると、それは”格闘家・スポーツ選手”なんじゃないかと思いました。
 「女の子にとってのモデル=男の子にとっての格闘家・スポーツ選手」
 つまり、”オス・メスとしての強者”ですね。
 メスとしての優秀さ=美貌、オスとしての優秀さ=運動能力・戦闘能力。
 プロレスラーやボクサーを憧れの目で見る男性は多いし、僕は格闘技はあんまり興味がないんですけど、野球選手やサッカー選手には、おそらく女性がモデルに憧れるのと同種の、憧れや尊敬を持ってると思います。
 地元のプロ野球チームを応援する女性もいるだろうし、サッカー日本代表の試合を熱心に観る女性ももちろんたくさんいると思います。でも、男性が選手の特徴やプレーの一つ一つを興味を持って見るのに対して、女性は「好きなこの選手を応援したい」「日本代表に勝ってほしい」といた”応援”っていう見方がメインな気がするんですよね。たぶん男性がプレーや選手起用とかについて語ってるのを聞くと「何、細かいどうでもいいことにこだわってるの?」って不思議に感じる人も多いんじゃないかな(笑)。

 逆に、男性からしたら、ファッション雑誌に載ってるファッションを「オシャレだな」って思ったりモデルさんを「かわいいなー」「きれいだなー」って思うことはあっても、だからと言って「どうしてそうまでしてファッション情報を得ようとするのか」「どうしてそこまでモデルさんを憧れの目で見るのか」っていうのは、理解しにくいところだと思います。

 でも「男性がオスとして優秀な格闘家やスポーツ選手を憧れの目で見るのと同じように、女性はメスとして優秀なモデルさんを憧れの目で見てる」って考えたら、ぼんやりとわかるような気がしました。なんか、すごい当たり前なことを長々と書いてしまったようで恥ずかしい気もするけど(笑)、「女の子にとってのモデル=男の子にとっての格闘家・スポーツ選手」っていう対比は、自分的にはちょっとした気付きでしたね。
 これで僕も、ハロメンが語るファッション話・モデルさん話にこれまでよりもちょっとは共感できるようになれるかも(笑)。